【セルジオ越後】香川、乾の選外も納得の“新ビッグ3”の輝き。ただし引っ掛かるのは所属クラブでの動向

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月08日

冬の移籍が実現したらアジアカップはどうなる?

森保ジャパンの初陣・コスタリカ戦から好調なパフォーマンスを継続する中島(右)と南野(左)。11月のベネズエラ戦、キルギス戦も期待が懸かる。(C) SOCCER DIGEST

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 キリンチャレンジカップのベネズエラ戦とキルギス戦に臨む日本代表メンバーが11月7日に発表されたね。新しい顔ぶれでは、マリノスの山中亮輔とアントラーズの鈴木優磨が初招集された。
 
 アジアカップ前の最後の代表戦となるだけに、ある程度は来年1月の本番を意識したメンバー構成になると思っていたけど、ほとんど10月シリーズと同じ顔が並んだね。山中や鈴木にしても、長友佑都と小林悠が怪我していなかったら選ばれていたかどうか。そう考えると、森保監督の頭の中には10月の時点で、アジアカップでどういったメンバーで戦うのかというプランは、ほぼ固まっていたんだろう。
 
 ロシア・ワールドカップで活躍した香川や乾は、現状ではちょっと構想には入っていないようだ。それもそうかもしれない。やはり、今の日本代表では、なんといっても中島翔哉、南野拓実、堂安律の3人がチームの目玉となっている。発足以来負けなしの3連勝を飾っている森保ジャパンの中で、この3人を“新ビッグ3”などと呼ぶ向きもあるけど、確かに彼らの存在感はロシアで活躍した先輩たちを霞ませるほどに強烈なものがあるよ。
 
 ワールドカップを経験した中南米勢を相手にしても、その実力を見せつけていただけに、アジアカップでも国民に期待を抱かせる存在になるだろう。
 
 ただ一方で、気になるのは所属クラブでの動向だよ。例えば、新体制発足から3試合連続でゴールを決めている南野だけど、所属するザルツブルクでは確固たる地位を掴めていない。終盤からの途中出場やベンチ外という試合も少なくない。堂安も先日は素晴らしいゴールを決めていたけど、チームは最下位に低迷している。同様に中島も本人のパフォーマンスは好調なものの、チーム状態は今ひとつだ。所属クラブの低迷が彼らのパフォーマンスに影響しないとも限らないよ。
 
 それに中島や堂安には冬の移籍の噂もあるけど、仮に実現したら今度はアジアカップに派遣できるかどうかも怪しくなってくる。森保ジャパンの攻撃を引っ張る頼もしい3人だけど、クラブレベルでは大なり小なり懸念材料はあるようだね。
 

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