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宇佐美貴史、4試合ぶりスタメンも存在感示せず…デュッセルドルフは6連敗、直近6試合で20失点

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月05日

前節を落とした者同士の対決だが、チーム状況は…

アザールは兄同様の鋭い突破力や強烈なシュートで勝利貢献。一方、宇佐美は彼への守備で多くの時間を費やされ、攻撃では決定的なプレーに絡む機会はほとんどなかった。 (C) REUTERS/AFLO

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 11月4日(現地時間)、ブンデスリーガ第10節が行なわれ、デュッセルドルフは0-3でボルシアMGに敗れた。
 
 ともに前節は敗北を喫した者同士の対決となったが、ホームのボルシアMGが7節では絶対王者バイエルンを3-0で破るなど好調ぶりを見せて5位(試合開始前の時点)につけているのに対し、デュッセルドルフは5連敗で17位と、置かれた状況は対照的だった。
 
 そして試合は予想通り、立ち上がりからホームチームが攻勢に立ち、3分にはCKが流れたところをギンターが拾ってファーストシュートを放つ。
 
 速く細かいパスワークで守備ラインの突破を試みるボルシアMGは、10分に敵陣でボールを奪って、アザールが強烈なミドル。さらに22分にも、ボールを繋いで相手守備陣を突破し、ノイハウスがフィニッシュまで持ち込んだ。
 
 対するデュッセルドルフは、右サイドのルケバキオが躍動感溢れるプレーを見せ、8分にクロスが流れたところでダイレクトボレーを放ち、さらにサイド突破から味方のシュートを引き出す。
 
 前半最大の決定的は32分に訪れた。ボルシアMGが速い攻めを見せ、ノイハウスから右のアザールにラストパスが通るが、ペナルティーエリア内でのフリーのシュートをGKレンジンクの正面に飛ばしてしまう。
 
 ホームチームはその後も、プレアが立て続けに惜しいシュートを放つがゴールマウスを捉えられず。前半の彼らは、再三決定的なかたちを作りながらも、ラストパスがわずかに合わなかったり、フィニッシュの精度を欠いたりして、ゴールを奪えずに終わった。
 
 4試合ぶりにスタメンに名を連ねた宇佐美貴史は、2列目左サイドでプレーするも、自陣で守備に奔走する時間が長く、また自チームの攻撃の多くが右サイドで展開されたこともあってあまり攻撃に絡めず、途中からは右にポジションを移してボールに触れる場面もあったが、存在感は示せなかった。
 
 後半、先に仕掛けたのはアウェーチームで、46分にルケバキオがカットインからシュート。しかしその1分後、ボルシアMGはアザールのクロスをプレアがダイレクトでシュートした際、アイハンの腕に当たったとしてPKを獲得。これをアザールが左隅に突き刺し、先制に成功する。
 
 リードを許したデュッセルドルフは、56分に再びルケバキオがまたカットインから強烈なシュートをGKゾマーに浴びせる。さらに57分には左サイドで宇佐美がギーセルマンに繋ぎ、クロスをヘニングスが左足でダイレクトで合わせるも、ゴールネットは揺らせない。
 
 後半はともに幾度もチャンスを作り出し、ボルシアMGは59分、エリア深くに侵入したラファエウからのマイナスのクロスをノイハウスが合わせるがブロックされ、対するデュッセルドルフは62分、宇佐美のクロスをニアでヘニングスが頭で合わせるが、ゾマーが正面で防ぐ。
 
 そして67分、次なる1点が生まれる。相手DFのフィードをカットしたボルシアMGは一気にエリア前まで迫り、ノイハウスが左のホフマンへラストパス。フリーでのシュートはゴールネットを揺らし、ホームチームがリード2点に広げた。
 
 厳しい状況に追い込まれたデュッセルドルフは、73分にルケバキオが縦パスに反応して抜け出すも、シュートはゾマーの正面。その後もホームチームにサイドを崩されて危ない場面を迎える。そして82分、カウンターからアザールの弾丸ミドルを浴びてトドメの3点目を献上した。
 
 ボルシアMGは6勝目を挙げて暫定2位に浮上。一方、デュッセルドルフは6連敗、しかもこの6試合で失点は20、一方の得点は全10試合で6と、攻守で大きな深刻な状況に陥ってしまっている……。
 
 今シーズン、2度目の先発出場となった宇佐美は、78分にロブレンと交代。後半は攻撃に絡む頻度は高くなったものの、求められているものとは程遠いであろうプレーに終始した。
 
 デュッセルドルフは次節、10日にホームでヘルタ・ベルリンと対戦する。
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