「闘うテクニシャン」として機能した10番をドイツに。
4シーズンぶりのチャンピオンズ・リーグ(CL)参戦を目指して奮闘を続けているミランは、来年1月の冬の移籍市場で派手な動きを見せるかもしれない。
イタリアでの復権を目指すミランは、今年7月から経営資本がアメリカのヘッジファンド「エリオット・マネジメント」に代わり、スポーツディレクターにOBで元ブラジル代表MFのレオナルド、強化部に同じくOBで元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニを招聘。今夏の移籍市場でも、ユベントスからゴンサロ・イグアインとマッティア・カルダーラを獲得するなど、クラブの強化に努めてきた。
その甲斐もあって、現在セリエAでCL出場圏内の4位につけているミランは、さらなる強化を図ろうとしている。その動向で浮上しているのが、「10番」の売却だ。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ミランは好調のチームにあってコンディションを落としているトルコ代表で、クラブの10番を背負っているハカン・チャルハノールをRBライプツィヒかフランクフルトに売却する可能性があるという。
イタリアでの復権を目指すミランは、今年7月から経営資本がアメリカのヘッジファンド「エリオット・マネジメント」に代わり、スポーツディレクターにOBで元ブラジル代表MFのレオナルド、強化部に同じくOBで元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニを招聘。今夏の移籍市場でも、ユベントスからゴンサロ・イグアインとマッティア・カルダーラを獲得するなど、クラブの強化に努めてきた。
その甲斐もあって、現在セリエAでCL出場圏内の4位につけているミランは、さらなる強化を図ろうとしている。その動向で浮上しているのが、「10番」の売却だ。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ミランは好調のチームにあってコンディションを落としているトルコ代表で、クラブの10番を背負っているハカン・チャルハノールをRBライプツィヒかフランクフルトに売却する可能性があるという。
昨夏に2000万ユーロ(約24億円)+ボーナス400万ユーロ(約4億8000万円)で、レバークーゼンから加わったチャルハノールは、昨シーズンはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で「闘うテクニシャン」として重宝された。しかし、今シーズンはコンディションの低下もあり、確固たる地位を築くには至っていない。
さらにチャルハノールの売却に拍車をかけているのが、ミランが“カカ2世”の呼び声が高いルーカス・パケタを先月にフラメンゴから獲得した事実だ。
このブラジルの逸材はチャルハノールと同じ、2列目やウイングといった攻撃的なポジションを主戦としているうえ、ミランはこの補強に3500万ユーロ(約45億5000万円)+ボーナスという大枚を叩いている。そのため、人員と金銭の整理をする意味でもトルコ代表MFの売却話が進んでいるようだ。
さらに『Gazzetta dello Sport』によれば、ミランはLAギャラクシーに在籍しているズラタン・イブラヒモビッチの電撃復帰も水面下で画策しており、チャルハノールの売却益を、元スウェーデン代表FWの獲得に必要と言われる総額400万ユーロ(約5億1500万円)+スポンサー料を支払うための資金にも当てようという狙いがあるようだ。
果たして、ミランは現10番を売り、今冬に新たなタレントを迎え入れられるのか? その動向に注目したい。