MFとしては驚異的な数字を叩き出す。
いまスペインで注目を集めているMFがいる。セルタの新鋭フラン・ベルトランだ。
昨シーズン、18歳にしてラージョ・バジェカーノでアンカーの定位置を掴み、不動のプレーメーカーとして2部優勝に貢献。その活躍が評価され、今夏に移籍金800万ユーロ(約10億円)でセルタに引き抜かれた。
セルタにとっては実に安い買い物だったかもしれない。ベルトランは開幕からセントラルMFのレギュラーとして、年齢を感じさせない堂々たるプレーを披露。170センチの小柄な身体でテンポよくパスを捌く姿は、マルコ・ヴェッラッティ(パリSG)を彷彿とさせる。
昨シーズン、18歳にしてラージョ・バジェカーノでアンカーの定位置を掴み、不動のプレーメーカーとして2部優勝に貢献。その活躍が評価され、今夏に移籍金800万ユーロ(約10億円)でセルタに引き抜かれた。
セルタにとっては実に安い買い物だったかもしれない。ベルトランは開幕からセントラルMFのレギュラーとして、年齢を感じさせない堂々たるプレーを披露。170センチの小柄な身体でテンポよくパスを捌く姿は、マルコ・ヴェッラッティ(パリSG)を彷彿とさせる。
特筆すべきはそのパス精度の高さだ。10月25日時点でのパス成功率は94.7%。これは欧州5大リーグに所属し、各リーグでの出場時間が3分の2以上――つまり、レギュラーとしてプレーしている――選手の中でトップであり、わずかながらあのトニ・クロース(94.4%で4位)を上回る。
一般的に、パス成功率は“リスクの少ない”パスが多いCBが高くなる傾向にある。実際、2位タイのマヌエル・アカンジ(ドルトムント)やアイサ・マンディ(ベティス)ら上位10傑のうち7人はCBが占めている。MFでこの数字を叩き出しているのは、驚異的とも言えるだろう。
セルタの攻撃サッカーの肝となっているこの司令塔に、バルセロナが熱視線を送っているという。今夏に加入し、いまやバルサの中盤に不可欠な存在となっているアルトゥールと同様、ポゼッションスタイルと相性のいいタイプなのは間違いない。今後の活躍から目が離せない。
一般的に、パス成功率は“リスクの少ない”パスが多いCBが高くなる傾向にある。実際、2位タイのマヌエル・アカンジ(ドルトムント)やアイサ・マンディ(ベティス)ら上位10傑のうち7人はCBが占めている。MFでこの数字を叩き出しているのは、驚異的とも言えるだろう。
セルタの攻撃サッカーの肝となっているこの司令塔に、バルセロナが熱視線を送っているという。今夏に加入し、いまやバルサの中盤に不可欠な存在となっているアルトゥールと同様、ポゼッションスタイルと相性のいいタイプなのは間違いない。今後の活躍から目が離せない。