夏の移籍騒動を振り返るグリエーズマン、悩めるエースにシメオネ監督がかけた言葉とは

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月01日

「キャリアの最後はあの場所で」

今夏はアトレティコ残留を決めたグリエーズマンだが、キャリアのラストはMLSでと決めているようだ。(C)Getty Images

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 フランス代表の主力としてロシア・ワールドカップを制したアントワーヌ・グリエーズマンは、大会前にバルセロナからのオファーを断り、アトレティコ・マドリーに残ることを決めた。

 グリエーズマンは10月31日、『ESPN』のインタビューで、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督や主将のディエゴ・ゴディンと去就について話し合った時のことを振り返っている。

 去就が不透明だったグリエーズマンは、昨シーズンの最終節(ホームのエイバル戦)に一部のサポーターからブーイングを浴びたあと、「心配したシメオネ監督とゴディンが自宅に来てくれたんだ」と明かしている。

「ゴディンから『いまからお前のところに行くよ。そうすれば話せるだろう』とメッセージが来たんだ。まさか監督も一緒だとは知らなかった。車から監督が降りてきたときは驚いたよ」

「監督はすぐに決める必要はなく、冷静に決めなければいけないと言ってくれた。家族や親しい人と話すように助言してくれたんだ。それからクラブと彼にとって自分がどんな存在かについても話してくれた」

 その後、残留を決断したグリエーズマンは、クラブとの契約を2022年まで延長。ワールドカップで優勝し、チームに戻ってきたときは「良い気分だった」という。

「同時に大きな責任感も感じた。ワールドカップで優勝してからはなおさらだ。みんなが自分に注目するからね。つねに良いイメージでいなければいけないし、模範とならなければいけない」
 
 アトレティコで勝利を手にしたいと望むグリエーズマンだが、一方でアメリカンスポーツが大好きな彼は、メジャーリーグサッカー(MLS)への挑戦も考えている。

 デイビッド・ベッカムを筆頭に、ティエリ・アンリ、アンドレア・ピルロ、カカ、ディディエ・ドログバ、ダビド・ビジャなど、キャリアの晩年に新大陸へ向かったビッグネームは少なくない。

 彼らと同じ道をたどるのか問われると、グリエーズマンは「MLSでプレーしたい」とはっきり答えた。

「あそこでキャリアを終えたいと思っているよ」

 最近ではズラタン・イブラヒモビッチやウェイン・ルーニーもアメリカに渡った。現在27歳のグリエーズマンも、いずれ彼らに続くことになりそうだ。
 
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