63分に交代も「怪我はしていません」
2015年夏、ドイツ2部のザンクトバウリに加入した宮市亮は、その直後に左膝前十字靭帯を断裂。さらに17年の夏には右前十字靭帯断裂と、度重なる重傷で選手生命の危機に陥ったこともあった。
しかし先月21日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第6節インゴルシュタット戦に交代出場して約1年4カ月ぶりの復帰を果たし、さらに82分には2年4カ月ぶりのゴール(しかも決勝点!)を、ヘディングで決めている。
そんな宮市が第10節のデュイスブルク戦、2試合連続となる先発出場を飾り、フィジカルコンタクトを恐れず、ドリブルで相手陣内に切り込むなどキレのいい動きを見せた。
しかし60分、ヘディングシュートを放った後、着地してから左足を抱えて倒れ込み、スタッフに連れられてピッチ外に出され、63分にベンチに退いた。
しかし先月21日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第6節インゴルシュタット戦に交代出場して約1年4カ月ぶりの復帰を果たし、さらに82分には2年4カ月ぶりのゴール(しかも決勝点!)を、ヘディングで決めている。
そんな宮市が第10節のデュイスブルク戦、2試合連続となる先発出場を飾り、フィジカルコンタクトを恐れず、ドリブルで相手陣内に切り込むなどキレのいい動きを見せた。
しかし60分、ヘディングシュートを放った後、着地してから左足を抱えて倒れ込み、スタッフに連れられてピッチ外に出され、63分にベンチに退いた。
これに対しては、「ミヤイチもしかして、また怪我とか」「ウソだろ…」「どうしよう、すごく心配だ」といった、日本語とドイツ語の混じったファンによる書き込みがSNS上に連なった。クラブからも特に発表はなく、「怪我ではないでしょ、歩いてたし」「またこれでリハビリとか笑えない」と、ファンは混乱していた。
そんなざわめきを知ってから知らずか、宮市は試合の翌日にSNSを更新。84分に決勝点を挙げたチームの2連勝を喜ぶとともに、自身の無事を報告している。
「#team #3points #stpauli #2連勝 #怪我はしていません #また勝てるよう準備します #いつも応援ありがとうございます」
この報告に、「もう怪我しないでね」「ヒヤリとしましたがタグで安心」「寿命縮まったよー良かった」といった安堵の声が溢れた。
地元サポーターからも、「本当に平気なの?」「僕らは君を愛してるよ」「昨日のプレーはとても良かった。リョウ、君が少しでも長く僕らと一緒にプレーできるように祈ってる」といったコメントが寄せられている。
ザンクトパウリは現在、リーグ3位につけている。好調を維持するチームに貢献するためにも、宮市には今後も怪我無くプレーし続けてほしいものだ。