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「皆が待っていた!」「カムバックしたミヤイチがとどめを刺した!」 復帰戦で決勝弾の宮市亮に海外メディアが惜しみない賛辞

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月22日

仲間たち、監督も宮市のカムバックを大喜び

試合終了後、信じ続けてくれた監督から熱い抱擁で迎えられた宮市。 (C) Getty Images

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 長らく怪我に悩まされていた宮市亮が、約1年4か月ぶりリーグ戦で、衝撃的なカムバックを果たした。

 2015年にザンクトパウリ(ドイツ2部)に移籍するなり左膝前十字靭帯を断裂。一時的に復帰するも、昨シーズン、今度は右膝の前十字靭帯断裂という悪夢に見舞われ、それ以降、トップチームで公式戦に出場することはなかった。

 そんな宮市が、9月21日(現地時間)に行なわれたブンデスリーガ2部の第6節、インゴルシュタット戦で70分に交代で登場し、公式戦に復帰。そしてなんと、82分にヘッドで決勝点となるゴールを決めた。

 勝利を決する一撃を決めた宮市を、チームメイトは手荒く祝福。試合後には、マルクス・カウチンスキ監督は宮市と熱い抱擁をかわし、会見では「リョウが勝者となったことに、素晴らしい喜びを覚えているよ」と、喜びを隠せなかった。

 選手として貴重な期間を怪我で棒に振りながらも、懸命にリハビリを続け、ついに迎えた復帰戦で、自らのゴールでチームを勝利に導く――。ドイツメディアは、この“出来すぎた”ストーリーに感嘆している。

 ドイツのスポーツチャンネル「Sport1」は、「危機的な状況でザンクトパウリが勝利を収めた。知っているか? 宮市はあの場の誰よりも素早かった」と、復帰するなり高いポテンシャルを発揮した宮市を高く評価した。

 また、ドイツの地方紙『Muenstersche Zeitung』は、「誰もが予想もしなかったであろう“ジョーカー”宮市が相手にとどめを刺した! ザンクトパウリがインゴルシュタットを下す、決勝ゴールを決めた。1-0で勝利! なんということだ」と言葉にならない様子だった。

 ニュルンベルクの地元紙『Nordbayern』も、「復帰にはまだ時間がかかるといわれていた宮市が、インゴルシュタットに土をつけた。膝の重いケガに長く悩まされてきた彼が、復帰していきなりチームに勝利をもたらすなんて! しかもこんなに早くに……。誰が想像していたろうか」と、こちらも感嘆している。

 また、スペインの全国紙『VAVEL』も、「誰もが待っていた。彼らしいスタイルとプレーで、宮市が戻ってきたのだ」と、試合を決めた25歳の日本人を称賛した。

 また、宮市の復帰を心待ちにしていたファンも多かったようで、クラブの公式ツイッターには多くの言語で祝福のメッセージが寄せられている。

 このドラマチックな復帰を糧に、宮市はここから輝きを増していけるか。非常に楽しみである。
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