【移籍市場超速報】ヴィディッチがインテルと正式契約

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年03月06日

ミランはアメリカで売却先を模索か。

インテルとの契約書にサインしたヴィディッチ(左)。8年半を過ごし、キャプテンを務めたマンチェスター・Uを去り、来シーズンからは青と黒のユニホームに袖を通す。 (C) Getty Images

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 移籍マーケットの専門記者という、独自のフィールドを切り開いたイタリア人記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏。

 バルセロナの監督を退任してから、その去就が注目されていたジョゼップ・グアルディオラのバイエルン入りをスクープして、一躍ヨーロッパ中にその名を知られるようになった業界随一の事情通が、『サッカーダイジェストWeb』で特ダネを超速報!

 ディ・マルツィオ記者のオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、最新ニュースを厳選して毎日、お届けします。

――◆――◆――

【ヴィディッチ】インテルとの契約書にサイン

 マンチェスター・ユナイテッドのネマニャ・ヴィディッチが、今シーズン限りでの現行契約満了に伴って、インテルと来シーズンからの契約を交わしたその事実は、同クラブの公式サイトでも発表されている通り。インテルのツイッターアカウント(@Inter)には、契約書にサインするヴィディッチの写真がアップされている。

 契約内容は、年俸230万ユーロ(約3億7000万円)+ボーナス(手取り)の2年契約で、1年延長のオプションが付いている。このオプションは、ヴィディッチがあらかじめ定められた条件をクリアすれば自動的に行使される。興味深いのは、肖像権が選手サイドではなくクラブに所属するという付帯条項が設定されていること。ユナイテッドのキャプテンであるヴィディッチの知名度はとりわけアジアで高く、インテルは肖像権に絡んだマーケティングビジネスを通して大きな収益を期待できる。エリック・トヒル会長もピエロ・アウジリオSDが主導したこの獲得には大いに満足しているようだ。

【ポルト】フォンセカ監督を解任、後任はエストリルのマルコ・シウバ

 パウロ・フォンセカ監督を解任したポルトは、当面の指揮をBチームを率いてきたカストロに委ねたが、後任にはすでにマルコ・シウバ(エストリル)の就任が決まっている。契約書にはすでにサイン済みで、就任はエストリルとの契約解消にどれだけの時間がかかるか次第。シウバは2011年、エストリルの監督として2部リーグの最優秀監督賞に輝いており、2月23日には2008年以来ホームで無敗だったポルトに6年ぶりに土をつけたばかりだった。

【ユベントス】マロッタGD「コンテとの契約延長にはなんの問題もない」

 マドリードで行なわれたスペイン対イタリア戦に合わせてスペインを訪れていたユベントスのジュゼッペ・マロッタGDは、『SkySport』の取材に対し、次のようにコメントした。
「コンテとの間には距離も問題もない。彼とクラブの関係はきわめて良好だ。いま我々は歴史的なスクデットの獲得に集中している。契約延長の話は当面棚上げだが、なにか問題があるわけではない」
 今回のマドリード訪問はECA(欧州クラブ連合)のミーティングに参加するためで、移籍マーケットとは関係がないが、マロッタはレアル・マドリーのクラブオフィスを表敬訪問している。
「たとえビダルやポグバについて話し合ったとしても、あなたたちにはなにも言わないだろうね……」

【フィオレンティーナ】アルゼンチン人の攻撃的MFミヌテッラを獲得

 フィオレンティーナはすでに来シーズンに向けた補強に取り組んでいる。数日前からプリマベーラ(U-19)の練習に、95年生まれのアルゼンチン人の攻撃的MF、ニコラス・ミヌテッラが参加しており、6月には選手登録される可能性が高い。昨年末までアトレティコ・オールボーイズでプレーしており、今年からグレミオへの移籍が有力視されていたが、イングランドの投資ファンドがパス(保有権)を獲得し、ヨーロッパのクラブに売り込んでいた。フィオレンティーナはいち早く獲得に向けて動き出した格好だ。

【ミラン】『ブルームバーグTV』:ミランがアメリカで売却先を探していると報道

 ミランが売却先を募集中。アメリカの経済TV局『ブルームバーグ』は、ミランはアメリカの投資銀行『ラザード』に、クラブの資産価値の算定、および経営権の売却先選定を依頼したと伝えている。ミランがこの報道にどう反応するかが注目される。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
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