次節、昇格組パルマとの一戦で初得点なるか

チームプレーヤーとしての役割をこなし、ユベントスの2連勝に大きく貢献しているC・ロナウド。いらぬプレッシャーがかからぬよう、早いうちに初ゴールを決めたいところだ。 (C) Getty Images
待望の瞬間は、まだ訪れていない。だが、イタリアのブックメーカーは、いずれにしてもクリスチアーノ・ロナウドが得点王のタイトルを手にすると考えているようだ。
今シーズン、レアル・マドリーからユベントスに移籍したC・ロナウドは、セリエA開幕から2試合を終えて、まだゴールを決めていない。キエーボとの開幕戦に続き、8月25日の第2節ラツィオ戦でも、ネットを揺らすことができなかった。
今シーズン、レアル・マドリーからユベントスに移籍したC・ロナウドは、セリエA開幕から2試合を終えて、まだゴールを決めていない。キエーボとの開幕戦に続き、8月25日の第2節ラツィオ戦でも、ネットを揺らすことができなかった。
それでも、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、イタリアのブックメーカー「Sisal Matchpoint」で、C・ロナウドは一番人気だ。得点王争いで2.25倍というオッズがつけられている。
圧倒的にC・ロナウド有利と見られているのは、2番手のオッズからも窺える。「CR7」加入でユベントスを去り、ミランに移籍したゴンサロ・イグアインは、6倍というオッズだった。なお、開幕戦が延期となり、1試合を消化しただけのイグアインも、また得点を挙げていない。
3番人気は、インテル主将マウロ・イカルディと、ラツィオのエース、チーロ・インモビーレだ。それぞれオッズは7.50倍。イカルディはC・ロナウドやイグアイン同様、今シーズンまだ無得点。一方のインモービレは、ナポリとの開幕戦で1ゴールをマークしている。
また、トリノとの開幕戦でスーパーボレーを決めたローマのエディン・ゼコは、9倍で5番人気だ。
イグアイン、イカルディ、インモービレ、ゼコの4選手は、いずれも守備の国イタリアですでに得点王のタイトルを手にしたことがあるストライカーたちだ。セリエA初挑戦のC・ロナウドが、そんなゴールゲッターたちとのレースを制すことができるのか注目したい。
いずれにしても、まず欲しいのは初ゴール。9月1日の第3節パルマ戦で、C・ロナウドに歓喜の瞬間は訪れるだろうか。