なぜ、あの時、マインツ行きを選択したのか?
今夏にマインツからニューカッスルに移籍した日本代表FWの武藤嘉紀が、かつてチェルシーのオファーを断ったことや、日本人選手のプレミアリーグ移籍について語った。
武藤はFC東京に所属していた3年前、チェルシーから誘いを受けたが、同時に声をかけてくれていたマインツでプレーすることを選んでいた。加入直後にレンタルで武者修行に出されるチェルシーに移籍するよりも、出場機会が確実に与えられるマインツの方が成長につながると考えたからだ。
英紙『Telegraph』で武藤は、「チェルシーからオファーをもらったのは22歳の時だった」と、当時の心境を振り返っている。
「当時はチェルシーの監督が本当に自分を望み、必要としてくれていると感じなかった。彼らはポテンシャルのある若手と契約し、レンタルで出して成長させたがっていたと思う。僕はそれよりも自分の成長を助けてくれるクラブに行きたかった。一歩ずつ自分で成長できたと感じていたかった。だからチェルシーには行かなかったんだ」
武藤はFC東京に所属していた3年前、チェルシーから誘いを受けたが、同時に声をかけてくれていたマインツでプレーすることを選んでいた。加入直後にレンタルで武者修行に出されるチェルシーに移籍するよりも、出場機会が確実に与えられるマインツの方が成長につながると考えたからだ。
英紙『Telegraph』で武藤は、「チェルシーからオファーをもらったのは22歳の時だった」と、当時の心境を振り返っている。
「当時はチェルシーの監督が本当に自分を望み、必要としてくれていると感じなかった。彼らはポテンシャルのある若手と契約し、レンタルで出して成長させたがっていたと思う。僕はそれよりも自分の成長を助けてくれるクラブに行きたかった。一歩ずつ自分で成長できたと感じていたかった。だからチェルシーには行かなかったんだ」
そんな日本代表FWを擁するニューカッスルは、26日に行なわれるプレミアリーグ第3節で、そのチェルシーと対戦する。武藤は、「彼らとの対戦は不思議な感じ」と述べている。
「もちろん、チェルシーはファンタスティックなクラブ。本当に強い。彼らとの対戦は不思議な感じがする。ただ、チームとして一つにまとまることができれば、僕も勝つことができる。僕らには本当に勝点3が必要だ。得点かアシストでそれに貢献できたら、素晴らしい週末になる」
一方で、武藤は肉体的なハンデがあるとされる日本人選手のプレミア挑戦について、「(日本人が)フィジカル面で力がないと言うのは簡単だけど、良いプレーで自分を証明するのが僕らの仕事だ」と持論を展開した。
「日本の選手たちを見て、考えを変えてほしいと願っている。同時に、僕らはそのために十分に良いプレーをしなければいけない。今はニューカッスルが結果を残すことに集中している。そうすればもっと日本での注目や反応があるかもしれない」
はたして、武藤はピッチ上でのパフォーマンスでファンを沸かせ、因縁のチェルシーを相手に躍動できるのか? その一挙手一投足に注目したい。