サッリ自らが獲得を望んだ愛弟子。
現地時間7月13日、公式サイトで「アントニオの未来の成功を祈っています」とだけ記し、アントニオ・コンテ監督に別れを告げたチェルシー。翌14日、後任として、同じイタリア人のマウリツィオ・サッリを招聘した。
言わずと知れた知将サッリは、ペルージャやエンポリなど、イタリアの下部クラブで監督を歴任。2015年から指揮してきたナポリでは、自身の戦術眼を元にした攻撃的なサッカーを展開し、セリエAでは3シーズンで2位、3位、2位と好成績を収めた他、3年連続でチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を獲得した。
そんな59歳のイタリア人指揮官は、就任に際して次のようなコメントを寄せた。
「チェルシーに来ることができて、とても嬉しいよ。プレミアリーグで戦うことができることもね。私のキャリアにおいて、エキサイティングな新たな章の始まりだ。エンターテイメント性の高いフットボールをファンに提供できることを望んでいる。シーズン終盤には、トロフィーを争えるといいね。このクラブは、それに相応しいから」
言わずと知れた知将サッリは、ペルージャやエンポリなど、イタリアの下部クラブで監督を歴任。2015年から指揮してきたナポリでは、自身の戦術眼を元にした攻撃的なサッカーを展開し、セリエAでは3シーズンで2位、3位、2位と好成績を収めた他、3年連続でチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を獲得した。
そんな59歳のイタリア人指揮官は、就任に際して次のようなコメントを寄せた。
「チェルシーに来ることができて、とても嬉しいよ。プレミアリーグで戦うことができることもね。私のキャリアにおいて、エキサイティングな新たな章の始まりだ。エンターテイメント性の高いフットボールをファンに提供できることを望んでいる。シーズン終盤には、トロフィーを争えるといいね。このクラブは、それに相応しいから」
サッリは監督就任の条件として、ナポリの愛弟子であるジョルジーニョの獲得を挙げていたことがかねてから報じられてきたが、その交渉も無事に成立。チェルシーは同日中に、同選手との契約を発表している。
正確なパスワークと高い戦術理解を誇り、サッリの指揮したナポリで司令塔役を務めていたジョルジーニョ。一時は、ジョゼップ・グアルディオラからの熱烈オファーを受け、マンチェスター・シティ行きが濃厚視されていたが、恩師の誘いを受け、急転直下でチェルシー入りを決断したようだ。
移籍金は公表されていないものの、英紙『Daily Mail』によれば、5700万ポンド(約84億円)だという。その額を考えれば、期待値は高まるばかりだが、ブラジル出身の26歳はクラブの公式サイトで、強い意気込みを表している。
「チェルシーに来られて最高に嬉しい。これだけのビッグクラブでプレーできる選手は限られているし、決して簡単なことじゃない。だからこそ、僕は幸せだ。新たなリーグでの挑戦、それに勝利へ貪欲なチームでのプレーを心待ちにしている」
昨シーズンはプレミアリーグ5位と低迷し、CL出場権を逃したチェルシー。ゆえに今シーズンは、仕切り直しの1年と位置付けられている。そんななかで、豊富なアイデアと経験を持つ新たな指揮官と頼れる舵取り役を迎えた。はたして、2シーズンぶりの戴冠はなるか!?