• トップ
  • ニュース一覧
  • バルサでの「悲しい日々」を振り返るコロンビア代表DF、「重圧が少なく出場機会があるチームでプレーしたい」と訴え

バルサでの「悲しい日々」を振り返るコロンビア代表DF、「重圧が少なく出場機会があるチームでプレーしたい」と訴え

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月14日

バカンス後に最善の決断を下す。

去就が注目されるミナ。ロシアW杯ではバルサのだれよりも多い3ゴールをあげた。(C)Getty Images

画像を見る

 1月にブラジルからバルセロナにやって来たコロンビア代表のジェリー・ミナは、スペインの地で苦しい日々を過ごした。加入してからほとんど出場機会を得ることができず、リーガ・エスパニョーラでは出場5試合(先発4試合)に終わった。

 ワールドカップを終えて母国に戻ったミナは、会見で「ベンチにも入ることができず、自分のことを考えてもらえなかった時は、家で自分だけの練習を始めた」と明かしている(『ESPN』より)。

「テレビでチームメートたちと試合を見るのはキツいんだ。難しい時期だった。どんな選手にもそういうことがないように願うよ」

 ミナは当時のことを「非常に難しく、とても悲しかった」と振り返った。

「すべて自分が想像していたようになると思っていた時もある。だけど、そうならなかった。すべてが自分に崩れ落ちてくるように感じたこともあったよ。何もうまくいかないように感じた。ちゃんとパスすることもできず、練習もできなかった。すべてうまくいかないと感じていた」
 
 それだけに、ワールドカップが始まってもミナの心は晴れなかった。日本との初戦で出場機会がなかったミナは、「初戦はナーバスになっていた。まったくプレーしていなかったからだ」と明かした。

「ロシアまで行ってなんにもならないなんて、とても辛いことだ。だけど、前進して自分を示すチャンスを神様が与えてくれた」

 そしてミナは、残りの3試合でフル出場を果たし、そのパフォーマンスを高く評価された。それだけに新シーズンに向けて今後も注目されている。

 ミナは「より重圧が少なく、出場機会を得られるチームでプレーしたい」と、移籍の可能性も仄めかしている。ただし、バルセロナでプレーするのが夢だったというミナは、バカンス後に最善の決断を下したいと述べた。

「僕はつねに自分にとってベストになることをしようとしている。バルセロナに残ろうが、移籍することになろうが、僕はベストの形でやっていきたい。ただ、今のところはバルセロナで幸せだ」

 移籍の噂も絶えないミナは、新シーズンもエルネスト・バルベルデ監督の下でプレーするのか、それとも出場機会を求めて旅立つのか。決断が注目される。
 
【関連記事】
英誌がロシアW杯で期待を裏切った“ワースト11”を選定。ドイツが最多の4名、大物がずらりと…
「勝ったのは僕たち。それだけさ」“アンチ・フットボール批判”をグリエーズマンは冷笑【ロシアW杯】
本命は2つ!? C・ロナウドに「7番」を譲ったクアドラード、SNSで新背番号の投票を募る
西野ジャパンも選出! 海外メディアがW杯で旋風を起こした“アンダードッグ”たちを厳選【ロシアW杯】
神童・エムバペの奥深さと看過できない態度。小細工に没頭するのは少しばかり早すぎる

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月15日号
    1月5日(月)発売
    [ワールドカップイヤー特別企画]
    世界12か国の識者20人が選ぶ
    W杯26年大会の主役候補ランキング
    &スーパーレジェンド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ