大一番で余すところなく披露された「巨大な才能」
スーパープレーが飛び出たのは開始10分過ぎだった。
現地時間6月30日のフランスvsアルゼンチン戦。世界中のファンが息を呑んだ。自陣中央でボールをカットしたフランス代表FWキリアン・エムバペは、あっという間にアルゼンチン選手3人を置き去りにして高速ドリブルを開始。なんとそのまま凄まじい加速力でアルゼンチン守備網を切り裂き、60メートルを独破した。正面で待ち受けたマルコス・ロホも振り切られて思わずエリア内でファウル、フランスにPKが与えられたのだ。
これをアントワーヌ・グリエーズマンが落ち着いて決め、フランスが先制点を挙げた。
驚嘆の声を寄せたのが欧州メディアだ。英公共放送『BBC』はロホの軽率な対応を断じつつ、「予期せぬビッグプレーが飛び出た。エムバペが止まらない!」と称え、フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』も「まさに電光石火のソロプレーだ。ワールドカップに残る名場面となった」と評する。さらに衛星放送『EURO SPORTS』は「世界の度肝を抜くワールドクラスのプレーだ」と絶賛した。
現地時間6月30日のフランスvsアルゼンチン戦。世界中のファンが息を呑んだ。自陣中央でボールをカットしたフランス代表FWキリアン・エムバペは、あっという間にアルゼンチン選手3人を置き去りにして高速ドリブルを開始。なんとそのまま凄まじい加速力でアルゼンチン守備網を切り裂き、60メートルを独破した。正面で待ち受けたマルコス・ロホも振り切られて思わずエリア内でファウル、フランスにPKが与えられたのだ。
これをアントワーヌ・グリエーズマンが落ち着いて決め、フランスが先制点を挙げた。
驚嘆の声を寄せたのが欧州メディアだ。英公共放送『BBC』はロホの軽率な対応を断じつつ、「予期せぬビッグプレーが飛び出た。エムバペが止まらない!」と称え、フランスの全国スポーツ紙『L’Equipe』も「まさに電光石火のソロプレーだ。ワールドカップに残る名場面となった」と評する。さらに衛星放送『EURO SPORTS』は「世界の度肝を抜くワールドクラスのプレーだ」と絶賛した。
その後フランスは41分にアンヘル・ディ・マリアに強力ミドルを突き刺され、48分にはガブリエル・メルカドに逆転弾を奪われてしまう。だが57分、バンジャマン・パバールが華麗なハーフボレー弾で追いつき、ふたたびスコアをタイに戻した。ここから、エムバペがさらに輝きを増すのだ。
64分にゴール前の混戦から縦に素早く持ち出して再逆転ゴールを蹴り込むと、その4分後だった。カウンターからオリビエ・ジルーのパスに呼応し、鋭いグラウンダーショットでGKフランコ・アルマーニをぶち抜いた。先制点を導いた驚愕の仕掛け、そしてここぞでの圧巻2発。19歳とはとうてい思えない、完成度の高いパフォーマンスを示した。
終了間際にセルヒオ・アグエロに1点を返されたが、アルゼンチンを鮮やかに4-3で撃破したトリコロール軍団。ちなみにグリエーズマンが得点したゲームは、これで17勝2分けに。不敗神話が継続された。
64分にゴール前の混戦から縦に素早く持ち出して再逆転ゴールを蹴り込むと、その4分後だった。カウンターからオリビエ・ジルーのパスに呼応し、鋭いグラウンダーショットでGKフランコ・アルマーニをぶち抜いた。先制点を導いた驚愕の仕掛け、そしてここぞでの圧巻2発。19歳とはとうてい思えない、完成度の高いパフォーマンスを示した。
終了間際にセルヒオ・アグエロに1点を返されたが、アルゼンチンを鮮やかに4-3で撃破したトリコロール軍団。ちなみにグリエーズマンが得点したゲームは、これで17勝2分けに。不敗神話が継続された。