7月14日に米国デビューを飾る予定
MLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドは6月28日、元イングランド代表のウェイン・ルーニーを獲得することで合意に達したことを、公式サイト等で発表した。
以前からアメリカ行きが噂されていたルーニー。クラブは契約の詳細を明かしていないが、期間は3年半とされている。
地元メディア『ワシントン・ポスト』は前日、2年半で1300万ユーロ(約14億円)を受け取ることになると報じていた。なお、彼はエバートンとの契約を1年残しているが、ここで生じる移籍金の額は現時点で不明だ。
以前からアメリカ行きが噂されていたルーニー。クラブは契約の詳細を明かしていないが、期間は3年半とされている。
地元メディア『ワシントン・ポスト』は前日、2年半で1300万ユーロ(約14億円)を受け取ることになると報じていた。なお、彼はエバートンとの契約を1年残しているが、ここで生じる移籍金の額は現時点で不明だ。
2002年にエバートンでプロデビューを飾り、最年少得点記録を更新して脚光を浴び、04年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。ここで全てのタイトルを勝ち取ったルーニーは、昨夏にエバートンに復帰し、プレミアリーグで31試合出場10得点という記録を残していた。
イングランド代表では歴代最多の53点を挙げ、キャップ数(119試合)でも歴代2位という大記録を残した偉大なフットボーラーは、32歳で臨む新たな挑戦に向け、以下のような抱負とメッセージを、クラブ公式サイトを通して発表している。
「DCユナイテッドに加入できて、とてもファンタスティックな気分だ。数週間後に、新スタジアム『アウディ・フィールド』とともにクラブの新たな歴史の創成に立ち会えることに、興奮している。
アメリカで新たなキャリアを積むことは、とても野心的な挑戦だ。成功に飢えているし、これまで所属してきた全てのチームでそうだったように、100パーセントの力を尽くす。
クラブの関係者に合った時、強い印象を受けた。もちろん、新スタジアムの存在も大きい。今は、ユナイテッドのユニホームを着てピッチに立つことが待ち切れない。新しいチームメイトにも早く会いたい」
このように意気込むルーニーをチームに迎え入れることに成功したユナイテッドのジェイソン・レビアンCEOは、喜びを表わすとともに、新助っ人への期待を語った。
「ウェインはサッカー界の偉大なアイコンであり、彼の加入がこの国やこの街(ワシントンDC)のサッカーをより高めてくれるだろう。彼はエリートとして栄華を極めてきた。彼とともにアウディ・フィールドで新時代に突入できることを嬉しく思う」
クラブによると、ルーニーのデビュー戦は、新スタジアムのこけら落としとなる7月14日のバンクーバー・ホワイトキャップス戦になる予定だという。