ピッチ内では“ニンジャ”、ピッチ外では…
7年ぶりのチャンピオンズ・リーグ(CL)参戦に向け、インテルがビッグディールを敢行した。
現地時間6月26日、ローマから元ベルギー代表MFのラジャ・ナインゴランの獲得を発表したのだ。契約は2022年6月30日までの4年。移籍金は公表されていないが、イタリア・メディア『Sky Spots』によれば、3800万ユーロ(約48億6400万円)とみられている。
現在30歳のナインゴランは、2007年にイタリアのピアチェンツァでプロキャリアをスタート。その後、2010年1月に加入したカリアリで頭角を現わし、そこでの実績が認められて、2014年1月にローマへ移籍、セリエAでも有数のタレントとなった。
ピッチ内では“ニンジャ”と呼ばれるほどの神出鬼没なプレーを披露するナインゴラン。その一方で、ピッチ外では奔放な行動も目立つ。
EURO 2016後にベルギー代表監督に就任したロベルト・マルティネスは、喫煙と怠慢な練習態度に業を煮やし、「規律に問題がある」として代表チームから事実上の追放。ナインゴランもロシアW杯メンバーから漏れたことで、代表引退を発表することとなった。
現地時間6月26日、ローマから元ベルギー代表MFのラジャ・ナインゴランの獲得を発表したのだ。契約は2022年6月30日までの4年。移籍金は公表されていないが、イタリア・メディア『Sky Spots』によれば、3800万ユーロ(約48億6400万円)とみられている。
現在30歳のナインゴランは、2007年にイタリアのピアチェンツァでプロキャリアをスタート。その後、2010年1月に加入したカリアリで頭角を現わし、そこでの実績が認められて、2014年1月にローマへ移籍、セリエAでも有数のタレントとなった。
ピッチ内では“ニンジャ”と呼ばれるほどの神出鬼没なプレーを披露するナインゴラン。その一方で、ピッチ外では奔放な行動も目立つ。
EURO 2016後にベルギー代表監督に就任したロベルト・マルティネスは、喫煙と怠慢な練習態度に業を煮やし、「規律に問題がある」として代表チームから事実上の追放。ナインゴランもロシアW杯メンバーから漏れたことで、代表引退を発表することとなった。
そんなナインゴランは、これまでことあるごとにローマへの愛着を口にしてきたが、2016-17シーズンに薫陶を受けたルチアーノ・スパレッティからのラブコールは断れなかったようだ。インテルの公式サイトで、移籍の経緯を語っている。
「スパレッティは僕のベストシーズンの時の監督だったし、これから同じようにできるように望んでいる。僕は監督の指示に従うし、彼とまた仕事をできることを喜んでいる。
なぜインテルを選んだか? 自信が鍵だし、アウジリオSD、スパレッティ監督、サネッティ副会長から電話をもらって、彼ら全員が僕を必要としていると感じさせてくれたんだ。だから、決断は実にシンプルだった。この新しい冒険への準備はできている」
さらに、「インテルには偉大な歴史があり、再びヨーロッパでプレーするチームに戻らならなければいけない」と意気込むダイナモは、恩師から呼び寄せられた新天地でもローマ時代のように輝けるか? そのパフォーマンスには大いに注目したい。