セネガル有利な報道が目立つ。日本には番狂わせの期待も
目前に迫った日本対セネガル戦を世界のメディアはどう見ているのか。この試合を分析した予想記事をいくつか紹介する。
大会前の予想では、グループHはコロンビアとポーランドが順当に勝ち進むと思われていた。
そのため、番狂わせを引き起こした両チームの対戦は、決勝トーナメント進出を賭けた戦いということもあり、注目度は高いようだ。
とはいえ、セネガル有利を予想する声は大きい。なかでも、大手スポーツメディアの『ESPN』が報じた試合予想は、かなり日本に対して辛らつだ。
同局でサッカーを担当する女性キャスターとメキシコ担当のコメンテーターの2名は、ロシア大会グループリーグ初の「0-0」で終わるという考えを明らかにしたが、同局ヘッドコメンテーターのエド・ドープは2-1でセネガル勝利と予想。残りのコメンテーターも10人中6人がセネガルの勝利、4人が引き分けと、残念ながら日本をの勝利を予想する者は”ゼロ”だった。
大会前の予想では、グループHはコロンビアとポーランドが順当に勝ち進むと思われていた。
そのため、番狂わせを引き起こした両チームの対戦は、決勝トーナメント進出を賭けた戦いということもあり、注目度は高いようだ。
とはいえ、セネガル有利を予想する声は大きい。なかでも、大手スポーツメディアの『ESPN』が報じた試合予想は、かなり日本に対して辛らつだ。
同局でサッカーを担当する女性キャスターとメキシコ担当のコメンテーターの2名は、ロシア大会グループリーグ初の「0-0」で終わるという考えを明らかにしたが、同局ヘッドコメンテーターのエド・ドープは2-1でセネガル勝利と予想。残りのコメンテーターも10人中6人がセネガルの勝利、4人が引き分けと、残念ながら日本をの勝利を予想する者は”ゼロ”だった。
イギリスの情報紙『インディペンデント』も、セネガルが有利と予想している。
「セネガルはアフリカサッカーの“ステレオタイプ”を覆す」というタイトルとともに記事を掲載。「ポーランド戦は、決してフィジカルに恵まれたからなどの理由ではなく、頭脳プレーによる勝利だった。彼らはアフリカのサッカーにおけるステレオタイプを覆す存在になるだろう」とべた褒めした。
対戦相手の日本に対しては、「ワールドカップに複数回出場しているという経験があるが、外部からみれば狂気の沙汰のようなハリルホジッチ監督の解任劇があった。現在は西野監督の下、混乱は収まっているが、怪我をした岡崎慎司や本田圭佑は出場しないかもしれない」と日本の状態を不安がるコメントを掲載している。
ただし最後には、「ワールドカップに絶対の王はいない。番狂わせが起こる可能性は十分にある」と番狂わせを期待するコメントも残された。
また、イギリスの衛星放送局『Sky Sports』は、日本対セネガルの行方を「グループHで世界ランクが最も低い2チームが頂上決戦」と報じている。
「日本の西野朗代表監督は、セネガルのサディオ・マネを警戒している。マネはスタメンで出場しないという情報もあるが、彼を中心にセネガルの攻撃陣が活気づくので非常に警戒すべきものだと会見で語っている。守備的に戦うだろう。一方の、セネガル代表のアリウ・シセ監督は2002年の再来を狙っている。シセ監督は『日本は非常に組織的だが、我々にも規律がある。成果は試合で見せられたらと思っている』と語っており、自信を見失っていない」