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「ポーランド撃破はサプライズでもなんでもない」」セネガル代表OBが後輩たちの強さに胸を張る

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月24日

「彼らはさらに世界を驚かせるはず」

ポーランド戦で1ゴールを挙げたニアング(背番号19)。カマラ氏はこの長身FWについて、「真価を発揮するのはこれから」と語る。(C)Getty Images

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 ロシア・ワールドカップで、世界を驚かせる白星スタートを切った日本とセネガルは、6月24日に直接対決する。勝てばグループリーグ突破に大きく近づき、コロンビア対ポーランドの結果次第ではベスト16進出が決まる一戦だ。

 日本が警戒すべき選手のひとりは、ポーランドとの初戦で決勝点を挙げ、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されたエムバイ・ニアングだ。

 そのニアングにMOMのトロフィーを手渡した元セネガル代表のディオマンジ・カマラ氏は、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』で、「ポテンシャルを発揮しつつある。まだ君たちは真のニアングを見ていないよ」と、真価を発揮するのはこれからだと述べた。

「2年後には、彼の市場価値はいまの2倍になっていると確信している。だったらどうして、いま売る必要があるだろうか。ニアングはシーズン15得点を保証できる選手さ」

 現在トリノに所属するニアングは、以前ミランで本田圭佑ともプレーした経験を持つが、イタリアでは安定して活躍できていない。

 だがカマラは、「あまりに早く重圧にさらされた」と、若くして要求が大きいビッグクラブに移籍したからだと主張。センターフォワードもサイドもこなせるニアングは、「スペースを得たら破壊的だ」と賛辞を寄せた。
 
 そのニアングやサディオ・マネの強力攻撃陣に加え、カリドゥ・クリバリを軸とする守備もかなりの鉄壁を誇るセネガル。カマラは「我々の代表チームは、観光客としてロシアに来ているわけではない。本大会出場はファーストステップでしかなかった」と、後輩たちの強さに胸を張っている。

「サッカー協会と監督が素晴らしい仕事をし、あらゆるポジションで強いチームを作った。クリバリやマネのような規格外の選手たちもいる。H組がどんな結果もあり得るオープンなグループであるのはわかっていた。我々からすれば、ポーランド撃破はサプライズでもなんでもないんだ」

 いずれにしても、格上と目されていたポーランドを下したことで、セネガルが勢いづいているのは確かだろう。カマラも、「勝利がさらなるエネルギーを与えた」と、さらなる飛躍に期待を寄せている。

「できるだけ勝ち進んでほしいと思っている。どこまでいけるかは分からないが、彼らはさらに世界を驚かせるだろう。そのために全力を尽くしてもらいたい」

 同じく格上のコロンビアを下して世界を仰天させた日本は、波に乗るセネガルを相手に、2大会ぶりとなる決勝トーナメント進出を引き寄せることができるだろうか。
 
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