インテル退団のカンビアッソが引く手あまた。
【ユベントス】パリSGの超新星を青田買い
ユベントスは、パリSGのアカデミーで育った1996年生まれのビッグタレント、キングスレー・コマンの獲得をほぼ確実にした。
さらに、2015年6月に契約が満了する95年生まれの大型MF、アドリアン・ラビオにも接近中。ラビオにはすでにローマが強い興味を示してアプローチしているが、ユーベもそこに割り込もうという格好だ。移籍交渉が解禁になる来年1月まで、水面下での綱引きが続くだろう。
【インテル】契約満了のカンビアッソにサンプ、アトレティコ、バレンシアなどがアプローチ
インテルとの契約を更新しないことが決まっている元アルゼンチン代表エステバン・カンビアッソに、イタリア、スペインの複数のクラブが強い関心を示している。
サンプドリアは中盤のキープレーヤーとして好条件で迎え入れる用意があり、スペインからもアトレティコ・マドリー、バレンシア、ビジャレアルがオファーを準備している。まさに引く手あまただ。
すべては本人の意思次第だが、まずはじっくりとオファーを検討することになるだろう。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
ユベントスは、パリSGのアカデミーで育った1996年生まれのビッグタレント、キングスレー・コマンの獲得をほぼ確実にした。
さらに、2015年6月に契約が満了する95年生まれの大型MF、アドリアン・ラビオにも接近中。ラビオにはすでにローマが強い興味を示してアプローチしているが、ユーベもそこに割り込もうという格好だ。移籍交渉が解禁になる来年1月まで、水面下での綱引きが続くだろう。
【インテル】契約満了のカンビアッソにサンプ、アトレティコ、バレンシアなどがアプローチ
インテルとの契約を更新しないことが決まっている元アルゼンチン代表エステバン・カンビアッソに、イタリア、スペインの複数のクラブが強い関心を示している。
サンプドリアは中盤のキープレーヤーとして好条件で迎え入れる用意があり、スペインからもアトレティコ・マドリー、バレンシア、ビジャレアルがオファーを準備している。まさに引く手あまただ。
すべては本人の意思次第だが、まずはじっくりとオファーを検討することになるだろう。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)