クリスチアーノ・ロナウドが自身のSNSで近況を公開した。先週土曜日に行なわれたチャンピオン・リーグ決勝でレアル・マドリーはリバプールを３－１で下し、前人未到の３連覇を達成。Ｃ・ロナウドはその後、家族とともに束の間のオフを満喫中で、来るロシア・ワールドカップに向けて英気を養っている。
 
　そんななか６月２日にアップしたのは、スポルティング・リスボンのユース時代からの盟友であるミゲル・パシャオとの２ショット写真だ。赤土のコートでテニスを愉しみながら、ラケットを握ってカメラ目線でポーズを取っている。SNSに添えられたメッセージは「勝者」。現在開催中の全仏オープンテニスでベスト16進出を果たし、こちらも前人未到11度目の優勝を狙うラファエル・ナダルへのエールだと見られる。スペイン人のナダルはレアル・マドリーの大ファンとして有名で、Ｃ・ロナウドとは長きに渡って親友同士。プライベートでも交流を深めている。

 

　それにしても、あらためて見せつけているのがはち切れんばかりの肉体美。テニスウェアから飛び出す上腕二頭筋が凄まじく、ファンからは「すごい身体」「マッチョマン」「クールすぎる！」「テニスをプレーさせても強そうだ」など称えるコメントが相次いでいる。一方で、「テニスはいいから代表チームに合流してくれ！」「君がいないと始まらないぞ！」「怪我しないでくれよ」といった声も。代表チームへの合流が遅れているため、ファンがヤキモキしはじめているのだ。
 
　ポルトガル代表は月曜日にチュニジアと戦って、２－２のドローを演じた。欧州のシーズン終了直後とはいえ、攻守両面でチグハグさが顕著だったため、サポーターは不安を募らせている。土曜日に行なわれたベルギーとの親善試合もＣ・ロナウドは欠場し、結果はスコアレスドロー。選手本人は週明けから合流する予定だという。
 
　残されたテストマッチは、６月７日のアルジェリア戦のみ。ポルトガルは同15日がグループリーグ初戦で、いきなりスペインとの大一番を戦う。