眠れる規格外FWがついに覚醒!? 鈴木武蔵は今季なぜゴールを量産し始めたのか?

カテゴリ:Jリーグ

藤原裕久

2018年05月13日

高木監督が悩める鈴木に対して掛けた言葉とは?

5年で7ゴールだった鈴木が、今季は早くも5得点をマーク。規格外のフィジカルを持つストライカーが長崎でついに覚醒か。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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「全部。コンディション、サッカーに対する姿勢、FWとしての技量も含めて変わったと思います」
 名古屋を3-0で下した後の記者会見で、途中出場から3点目のゴールを奪ったFW鈴木武蔵が長崎で成長した点について聞かれた高木琢也監督は、そう言い切った。

 圧倒的なフィジカルとスピードに恵まれ、年代別の代表で活躍しながらも、V・ファーレン長崎に加入するまでのJ1での5シーズンの総得点数が7に留まっていた鈴木だが、今季はすでに14試合で5得点目を記録。例年に比べれば出場時間が増えてきているとはいえ、それでもリーグ14試合の出場時間は539分で全体の半分以下に留まっている状態だ。その中で、シーズン前に目標としていた2桁得点を十分に狙える活躍を見せているのだから、高木監督がそう言い切るのも当然だろう。

「FWとしての細かい動きの部分、得点を取る選手はボールがこぼれるところにいるので、そういうポジショニングとかを教わりたい」
 長崎加入にあたって、“アジアの大砲”と謳われた高木監督の下で学びたい点を鈴木はこう答えている。
 
 その言葉どおり、鈴木のポジショニングが大きく向上したことが、得点を重ねられている原因なのか? 答えは否だ。通常のトレーニング後、時折行なわれるFWの個別練習で、高木監督が鈴木にアドバイスを送ることもあるが、そこで具体的なポジショニングや技術に関して話すことはほとんどない。以前に比べれば、ポジショニングも成長してはいるのだろうが、それは通常のトレーニングの中で身につけたものであり、特別に変わったというようなものとは言えない。では鈴木が長崎で得た変化とは何か。それは選手としてのベースとなる部分、すなわちメンタル面だ。

「武蔵に何を話したか? メンタルのことですよ。僕が話すのは、CBを見ろとか、ゴール前で顔を上げろとか、シュートを外しても下を向くなとか、そういう所が大半。指導して急に技術やセンスが伸びるもんじゃないし、FWっていうのは得点を取れば気持ちが乗って、動きも感覚も変わるからね。メンタルの影響が大きいポジションだから。あとはゴール前での身体の使い方とか、相手のGKが反応しても届かないコースを意識して狙うように言うくらいだね」

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