今季8点目でマインツを残留に導く!
技ありのゴールでチームを残留へと導いた日本代表FWには、多くの賛辞が寄せられている。
5月5日(現地時間)、ブンデスリーガ第33節が行なわれ、マインツは2-1でドルトムントに勝利。2試合連続で先発起用された武藤は、2点目のゴールを挙げる殊勝なパフォーマンスを見せた。
前節のRBライプツィヒ戦では2ゴールに絡む活躍で勝利を呼び込んでいた武藤は、難敵ドルトムントとの一戦でも輝きを放つ。見せ場となったのは13分だ。
左サイドからパブロ・デ・ブラシスがクロスボールを蹴り込むと同時に動き出してマーカーを外すと、ニアサイドに走り込み、ハイボールを頭で合わせてコースを変え、ドルトムント・ゴールへ流し込んだ。
今シーズン8ゴール目を決めた武藤。2015年の夏にブンデスリーガに挑戦してから3年目で、キャリアハイの数字となった。
後半は攻勢を強めるドルトムントに対し、チームが守勢に回ったことで自身にビッグチャンスは訪れなかったが、87分にベンチへ下がるまで守備で奔走。マインツの逃げ切りに貢献した。
5月5日(現地時間)、ブンデスリーガ第33節が行なわれ、マインツは2-1でドルトムントに勝利。2試合連続で先発起用された武藤は、2点目のゴールを挙げる殊勝なパフォーマンスを見せた。
前節のRBライプツィヒ戦では2ゴールに絡む活躍で勝利を呼び込んでいた武藤は、難敵ドルトムントとの一戦でも輝きを放つ。見せ場となったのは13分だ。
左サイドからパブロ・デ・ブラシスがクロスボールを蹴り込むと同時に動き出してマーカーを外すと、ニアサイドに走り込み、ハイボールを頭で合わせてコースを変え、ドルトムント・ゴールへ流し込んだ。
今シーズン8ゴール目を決めた武藤。2015年の夏にブンデスリーガに挑戦してから3年目で、キャリアハイの数字となった。
後半は攻勢を強めるドルトムントに対し、チームが守勢に回ったことで自身にビッグチャンスは訪れなかったが、87分にベンチへ下がるまで守備で奔走。マインツの逃げ切りに貢献した。
敵地でドルトムントから挙げた会心の勝利により、今シーズンのブンデスリーガ残留を決めたマインツ。そんなチームのメインキャストとなった武藤を、複数の現地メディアが絶賛している。
ドイツ全国紙『Bild』は、ドルトムントのベテラン守護神ロマン・ヴァイデンフェラーにとってこの試合が本拠地でのキャリア最終戦だったことに触れ、「マインツがお別れ会を台無しにした」と綴りながら、武藤のゴールについて次のようにレポートした。
「ムトウはヴァイデンフェラーとドルトムントのお別れ会を急襲したゲストの一人だ。日本代表のヘディングシュートは、(マーカーの)トプラクをかわしての見事なものだった」
また、ドイツ紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』も、「マインツがクーデターを起こした」と、ヴァイデンフェラーの本拠地最終戦がまさかの結果に終わったと報じるとともに、武藤のパフォーマンスを褒めちぎっている。
「この敗戦は、81360人のドルトムント・ファンの大半を失望させた。しかし、技術的にも、戦術的にも、相手を上回ったマインツは見事だ。とりわけムトウとエズトゥナリの迅速なカウンターは、ドルトムントを脅かした。ムトウはクールで、高精度のヘディングシュートを沈めて、ドルトムントを突き放すことに貢献した」
見事、残留に貢献して称賛を贈られた武藤。本人が来シーズンからのプレミアリーグ挑戦を口にしていることを考えれば、5月12日に本拠地で行なわれるブンデスリーガ最終節のブレーメン戦は、マインツでのラストマッチになるかもしれない。
FC東京から鳴り物入りでドイツ・サッカー界に飛び込んでから3年。日本代表の韋駄天は、その集大成を見せつけられるのか。大いに注目したい。