清水の攻撃を牽引する小兵アタッカーが注目に値する数字を叩き出す
J1リーグは4月28日・29日に11節を開催。シーズンは早くも3分の1を消化したことになる。
リーグ情勢は意外な展開を見せている。昨年、降格圏ギリギリの15位で残留した広島が2位に勝点6差をつける快進撃を見せる一方で、ここ数年優勝争いに絡んできた鹿島や、G大阪、横浜といったかつての強豪クラブが降格圏付近に低迷。風間八宏監督に率いられJ1に復帰した名古屋が最下位にあえぐなど、いわゆる“オリジナル10”に、明暗が分かれている。
そうしたなか、得点王ランキングも昨季とはまったく異なる顔ぶれが上位に並んでいる。2017年はシーズン終了時点で上位5位までに日本人選手が並ぶ結果となったが、今季ここまでは意外にもトップ4を外国籍選手が占めている。
ちなみに昨季終了時のトップ5と、今季11節終了時点のトップ5はこんな顔ぶれだ。
2017年 得点ランク5傑(シーズン終了時)
1位 小林悠(川崎) 23得点
2位 杉本健勇(C大阪)22得点
3位 興梠慎三(浦和) 20得点
4位 川又堅碁(磐田) 14得点
5位 金崎夢生(鹿島) 12得点
ラファエル・シルバ(浦和)12得点
クリスティアーノ(柏) 12得点
2018年 得点ランク5傑(11節終了時)
1位 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) 9得点
2位 ウーゴ・ヴィエイラ(横浜) 7得点
ファン・ウィジョ(G大阪) 7得点
4位 パトリック(広島) 6得点
5位 金崎夢生(鹿島) 5得点
金子翔太(清水) 5得点
ランキング上では、助っ人FWが猛威を振るう展開となっている今季の得点王レース。ただし、シュートをいかに効率よくゴールに結びつけているかという観点で見れば、その顔ぶれも若干異なるものとなってくる。ここでは、シーズン3分の1を経過した時点での得点ランキング上位30位以内の選手による、シュート決定率(得点数をシュート数で割った数字)のランキングを、ポジション別に見ていきたい。
まずは、セットプレーが主な得点源となるDF陣のランキングから。母数となるシュート数が少ないため、ハイアベレージの争いとなった。
DF部門
1位 谷口彰悟(川崎) 100%
(2得点/シュート数:2本)
2位 田上大地(長崎) 66.6%
(2得点/シュート数:3本)
3位 進藤亮佑(札幌) 50%
(3得点/シュート数:6本)
丸橋祐介(C大阪) 50%
(2得点/シュート数:4本)
5位 ホーシャ(名古屋) 42.8%
(3得点/シュート数:7本)
6位 佐々木翔(広島) 40%
(2得点/シュート数:5本)
リーグ情勢は意外な展開を見せている。昨年、降格圏ギリギリの15位で残留した広島が2位に勝点6差をつける快進撃を見せる一方で、ここ数年優勝争いに絡んできた鹿島や、G大阪、横浜といったかつての強豪クラブが降格圏付近に低迷。風間八宏監督に率いられJ1に復帰した名古屋が最下位にあえぐなど、いわゆる“オリジナル10”に、明暗が分かれている。
そうしたなか、得点王ランキングも昨季とはまったく異なる顔ぶれが上位に並んでいる。2017年はシーズン終了時点で上位5位までに日本人選手が並ぶ結果となったが、今季ここまでは意外にもトップ4を外国籍選手が占めている。
ちなみに昨季終了時のトップ5と、今季11節終了時点のトップ5はこんな顔ぶれだ。
2017年 得点ランク5傑(シーズン終了時)
1位 小林悠(川崎) 23得点
2位 杉本健勇(C大阪)22得点
3位 興梠慎三(浦和) 20得点
4位 川又堅碁(磐田) 14得点
5位 金崎夢生(鹿島) 12得点
ラファエル・シルバ(浦和)12得点
クリスティアーノ(柏) 12得点
2018年 得点ランク5傑(11節終了時)
1位 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) 9得点
2位 ウーゴ・ヴィエイラ(横浜) 7得点
ファン・ウィジョ(G大阪) 7得点
4位 パトリック(広島) 6得点
5位 金崎夢生(鹿島) 5得点
金子翔太(清水) 5得点
ランキング上では、助っ人FWが猛威を振るう展開となっている今季の得点王レース。ただし、シュートをいかに効率よくゴールに結びつけているかという観点で見れば、その顔ぶれも若干異なるものとなってくる。ここでは、シーズン3分の1を経過した時点での得点ランキング上位30位以内の選手による、シュート決定率(得点数をシュート数で割った数字)のランキングを、ポジション別に見ていきたい。
まずは、セットプレーが主な得点源となるDF陣のランキングから。母数となるシュート数が少ないため、ハイアベレージの争いとなった。
DF部門
1位 谷口彰悟(川崎) 100%
(2得点/シュート数:2本)
2位 田上大地(長崎) 66.6%
(2得点/シュート数:3本)
3位 進藤亮佑(札幌) 50%
(3得点/シュート数:6本)
丸橋祐介(C大阪) 50%
(2得点/シュート数:4本)
5位 ホーシャ(名古屋) 42.8%
(3得点/シュート数:7本)
6位 佐々木翔(広島) 40%
(2得点/シュート数:5本)
MFでは、清武弘嗣が復帰後初先発となった10節の仙台戦で2ゴールを挙げ、50%となっているが、特筆すべきは2位の金子翔太だろう。連戦が続くなか、清水の小兵アタッカーは全11試合に出場して5ゴールを挙げる活躍を見せる。また、5節の鳥栖戦で戦列離脱していたガブリエル・シャビエルも8試合の出場で4得点と、高い決定力を誇っている。
MF部門
1位 清武弘嗣(C大阪) 50%
(2得点/シュート数:4本)
2位 金子翔太(清水) 41.6%
(5得点/シュート数:12本)
3位 中川寛斗(柏) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
エドゥアルド・ネット(川崎) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
稲垣 祥(広島) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
中原彰吾(長崎) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
7位 東 慶悟(FC東京) 30%
(3得点/シュート数:10本)
8位 ガブリエル・シャビエル(名古屋) 28.5%
(4得点/シュート数:14本)
田中順也(神戸) 28.5%
(2得点/シュート数:7本)
10位 菊地俊介(湘南) 25%
(2得点/シュート数:8本)
11位 中村憲剛(川崎) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
松浦拓弥(磐田) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
高橋秀人(鳥栖) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
14位 三田啓貴(神戸) 20%
(3得点/シュート数:15本)
中村慶太(長崎) 20%
(2得点/シュート数:10本)
翁長 聖(長崎) 20%
(2得点/シュート数:10本)
17位 石川俊輝(湘南) 18.1%
(2得点/シュート数:11本)
18位 チョン・ウヨン(神戸) 16.6%
(2得点/シュート数:12本)
19位 江坂 任(柏) 11.1%
(2得点/シュート数:18本)
20位 家長昭博(川崎) 9.5%
(2得点/シュート数:21本)
MF部門
1位 清武弘嗣(C大阪) 50%
(2得点/シュート数:4本)
2位 金子翔太(清水) 41.6%
(5得点/シュート数:12本)
3位 中川寛斗(柏) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
エドゥアルド・ネット(川崎) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
稲垣 祥(広島) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
中原彰吾(長崎) 33.3%
(2得点/シュート数:6本)
7位 東 慶悟(FC東京) 30%
(3得点/シュート数:10本)
8位 ガブリエル・シャビエル(名古屋) 28.5%
(4得点/シュート数:14本)
田中順也(神戸) 28.5%
(2得点/シュート数:7本)
10位 菊地俊介(湘南) 25%
(2得点/シュート数:8本)
11位 中村憲剛(川崎) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
松浦拓弥(磐田) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
高橋秀人(鳥栖) 22.2%
(2得点/シュート数:9本)
14位 三田啓貴(神戸) 20%
(3得点/シュート数:15本)
中村慶太(長崎) 20%
(2得点/シュート数:10本)
翁長 聖(長崎) 20%
(2得点/シュート数:10本)
17位 石川俊輝(湘南) 18.1%
(2得点/シュート数:11本)
18位 チョン・ウヨン(神戸) 16.6%
(2得点/シュート数:12本)
19位 江坂 任(柏) 11.1%
(2得点/シュート数:18本)
20位 家長昭博(川崎) 9.5%
(2得点/シュート数:21本)