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大型補強に見られたペップの独創性――シティはなぜプレミアリーグを独走優勝できたのか?【前編】

カテゴリ:メガクラブ

松澤浩三

2018年04月18日

プレスリリースに列挙された偉業の数々。

就任2年目で悲願のプレミア制覇を成し遂げたグアルディオラ。他の追随を許さない圧巻の戴冠劇はいかにして完遂されたのか。 (C) Getty Images

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 4月15日(現地時間)、その瞬間は、あっけなく訪れた。
 
 マンチェスター・シティが、2013-14シーズン以来4年ぶり3度目となるプレミアリーグ制覇(リーグ優勝は5度目)を達成したのである。
 
 このタイミングでの優勝は正直、予想していなかった。
 
 戴冠を予想して7日に行なわれたエティハド・スタジアムでのマンチェスター・ダービーを取材しに行ったが、2-0とリードした展開からまさかの逆転負け(2-3)を喫し、優勝原稿は流れていた。
 
 迎えた今節も、ここに来て調子を落としているシティがアウェーでトッテナムに勝つのは容易ではなく、さらに2位のマンチェスター・ユナイテッドが本拠地で、ここまで3勝しかしていないぶっちぎりの最下位であるウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)に負けるわけがない、と思っていた。
 
 だが、サッカーは本当に分からないものである。
 
 14日、シティは、2018年に入ってプレミアリーグ負けなしで目下6連勝中と絶好調なトッテナムを、敵地ウェンブリーで3-1とあっさりと退け、翌15日にユナイテッドがオールド・トラフォードでWBAに0-1で敗戦。こうして、ジョゼップ・グアルディオラ体制下で初の戴冠が決まった。

 

 今シーズンのシティは強かった。開幕2戦目でエバートンと引き分けたものの、その直後からリーグ戦では18連勝を飾り、初黒星を喫したのは1月中旬の23試合目。その後も快調に飛ばし、28勝3分け2敗でライバルたちの追随を許さなかった。
 
 特質すべきは、そのプレースタイルだ。グアルディオラ流の相手を圧倒するポゼッションサッカーは、プレミアリーグを牛耳った。その証拠というべきか、日曜の晩にシティの広報部から届いたプレスリリースに目を通すと、今シーズンで更新、またはタイに並んだ、もしくはシーズン終了までに更新する可能性のある、様々な記録が列挙されていた。
 
「5試合を残しての優勝はプレミア史上最速タイ記録」
「8月26日のボーンマス戦から12月27日のニューカッスル戦まで18連勝、敵地で11連勝」
「3月31日のエバートン戦で記録したボール占有率82.13%は、敵地の試合では史上最高」
「昨シーズンにチェルシーが成し遂げたシーズン30勝はプレミア史上最多だが、シティは残り5試合で2勝すればこれに並び、3勝以上で記録更新」
「過去最多勝点は2004-05シーズンのチェルシーが獲得した95。あと8点取れば記録更新」
「シーズン最多得点記録は103で、現在、シティはすでに93得点を記録」
「得失点差は+71が過去最大だが、現在+68で更新の可能性大」
 
 偉大な記録の数々を見て、今シーズンのシティを「史上最高のチーム」と評するファンも少なくないはずだ。では、なぜ、ペップのシティは群雄割拠とされる現在のプレミアリーグを、ここまで席巻できたのか。そのワケを具体的に紐解いていこう。
 
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