「信じられない軌道だ!」ルールダービーで生まれた世紀のスーパーショットに賛辞の嵐!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月16日

先制点のコノプリャンカ弾もなかなかの代物

宿敵相手の快勝劇に沸くゲルゼンキルヘン。殊勲のナウド(29番)もサポーターの声援に応える。(C)REUTERS/AFLO

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 伝統のルールダービーに決着を付けたのは、シャルケ04のタリズマンだった。
 
 現地時間4月15日に行なわれたシャルケ対ボルシア・ドルトムントの宿敵対決は、2-0で前者に軍配が上がった。これでシャルケは2位の座を盤石とし、チャンピオンズ・リーグ出場権奪取に大きく前進。かたや日本代表MF香川真司が欠場したドルトムントは4位に後退している。
 
 その大一番の82分だった。1-0でシャルケが逃げ切りを図るなか、決定的な追加点を蹴り込んだのがブラジル人CBナウドである。ブレーメン、ヴォルフスブルク、シャルケと渡り歩いてきたドイツ14年目の35歳。得点センスに秀でるベテランは直接FKのチャンスで、いったん味方がずらした球を右足で強烈にインパクトする。相手GKロマン・ビュルキのほぼ正面から放ったこの一撃が、猛スピードのスライダーショットとなってゴール左に突き刺さったのだ。スイス代表の名手が一歩も動けないゴラッソが決まり、試合の趨勢が定まった。

 
 ドイツの全国紙『DW』は「11月のルールダービーでもゴールを挙げていた男がまたしても大仕事をやってのけた。どんなキーパーでも阻止するのが難しい一撃である」と称えた。そしてシャルケの公式ツイッターには熱狂するファンからの書き込みが殺到し、「頼れる男が決めてくれた」「信じられない軌道!」「ナウドのゴールは何度観ても泣けてくる」といった調子で、ライバル相手の快勝劇に興奮を隠せない様子だ。
 
 なおシャルケの先制点となったゴールも、かなりの代物だった。先の日本代表戦で圧巻ドリブルから1アシストをマークしたウクライナ代表FW、エフゲン・コノプリャンカのレーザーショット。その破壊力は凄まじく、ゴール裏に設置してあったテレビカメラを突き飛ばすという珍場面を提供している。
 
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