【ブラジルW杯】メキシコ対カメルーン戦プレビュー

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年06月13日

揉め事続きのカメルーンはチームとして成立するのか!?

試合が膠着した場合には、ベンチスタートのエルナンデスが切り札として大きな仕事を果たすことになるかもしれない。 (C) Getty Images

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グループA
メキシコカメルーン
13:00(日本時間14日1:00)キックオフ
ドゥーナス(ナタウ)
 
【メキシコの視点】
 
 ミゲル・エレーラ監督はすでに会見でスターティングメンバーを発表している。
 
 GK/ヘスス・コロナ、DF/フランシスコ・ロドリゲス、ラファエル・マルケス、エクトル・モレーノ、パウル・アギラール、ミゲル・ラジュン、MF/ホセ・バスケス、エクトル・エレーラ、アンドレス・グアルダード、FW/ジオバニ・ドス・サントス、オリベ・ペラルタ
 
 ポルトガルとの強化試合(0-1)を見て判断したとのことで、ハビエル・エルナンデスはベンチスタートとなる。
 
 ウイングバックには攻撃力に優れるグアルダード、ハビエル・アキーノではなく、守備力に長けたアギラールとラジュンを起用。カメルーンのスピーディーなウイングとのマッチアップを制して、スムーズに攻撃につなげられるかが鍵だろう。
 
 また、前線のドス・サントスとペラルタが化学反応を起こせるのか。そしてエルナンデスをどのタイミングで投入するかにも、注目が集まる。
 
【カメルーンの視点】
 
 出場ボーナスを巡る交渉でブラジル入りが遅れ、さらにサミュエル・エトーの派閥とその反対勢力が対立するなど、相変わらず一枚岩ではない点が最大の不安要素。チームとして成立しているのか、疑問符が付く。
 
 戦力面では、中盤のキーマンであるジャン・マクンが怪我で直前の強化試合に1試合も出場できず、仮に出場したとしても、コンディションには大きな不安を残す。
 
 注目は前線だ。大エースのエトーは、CFと左ウイングのどちちらで起用されるか。マキシム・シュポ=モティング、バンジャマン・ムカンジョ、エドガー・サリ、ヴァンサン・アブバカルなど若手も勢いがあるだけに、誰がスタメンになってもおかしくない。
 
◆対戦成績&試合結果
 
メキシコ
1勝
カメルーン
 
1993年9月22日 メキシコ 1-0 カメルーン
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部

みずから派閥争いの渦中にいるエトーだが、ここからリーダーとしてチームをひとつにまとめることができるか!?  (C) Getty Images

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