アフリカ大陸でキャリアをリスタートさせるのか
電撃解任から一夜が明け、日本代表を去ることになったヴァイッド・ハリルホジッチの“再就職先”に関する話題が注目を集めている。
現地時間4月9日、アルジェリアのサッカー専門メディア『Competition』は、ハリルホジッチの招聘にエジプトが強い関心を示していると報じた。
ハリルホジッチの解任について、「2014年に続く2大会連続でのW杯での指揮は叶わなかった」とした同メディアは、「2014年にはグリーンズ(アルジェリア代表の愛称)を率い、ベスト16へ導いてくれた」と、その手腕を高く評価。そのうえで、関係者の言葉を交え、ボスニア・ヘルツェゴビナ人監督の次なるキャリアを展望している。
「ある情報筋によれば、ハリルホジッチは長く失業することを望んでいない。そして、エジプト・サッカー協会の会長を務めるハニー・アボ・ライダーが、ハリルホジッチにファラオ(エジプト代表の愛称)を率いてもらうことに強い関心を抱き、動き出した」
現地時間4月9日、アルジェリアのサッカー専門メディア『Competition』は、ハリルホジッチの招聘にエジプトが強い関心を示していると報じた。
ハリルホジッチの解任について、「2014年に続く2大会連続でのW杯での指揮は叶わなかった」とした同メディアは、「2014年にはグリーンズ(アルジェリア代表の愛称)を率い、ベスト16へ導いてくれた」と、その手腕を高く評価。そのうえで、関係者の言葉を交え、ボスニア・ヘルツェゴビナ人監督の次なるキャリアを展望している。
「ある情報筋によれば、ハリルホジッチは長く失業することを望んでいない。そして、エジプト・サッカー協会の会長を務めるハニー・アボ・ライダーが、ハリルホジッチにファラオ(エジプト代表の愛称)を率いてもらうことに強い関心を抱き、動き出した」
昨年10月に約28年ぶりのW杯出場を決めたエジプトを現在指揮しているのは、アルゼンチン人監督のエクトル・クーペルである。
同国のサッカー協会は、本大会終了後に契約が切れるクーペルとの契約延長に前向きだとしながら、いまだサインをできていない。『Competition』は、その事実を踏まえつつ、エジプト代表の動向を予想した。
「ハニー・アボ・ライダー会長は『5月までに次期代表監督を決める』と話しており、数日中にクーペルと交渉をするはずだ。しかし、アルゼンチン人指揮官の契約金は南米の国々ならば容易に支払える値段で、彼が引き抜かれてしまう可能性は高い。そこでハリルホジッチの招聘にエジプトは強い関心を抱いているわけだ」
4月9日には、アルジェリア・メディア『ALG24』が、同国サッカー連盟の強化責任者であるケイレダン・ゼッチ氏を直撃し、「日本代表の遠征先に足を運んで話し合いの場を設けて、ハリルホジッチからは『ワールドカップが終わったあとにまた話をしよう』と言われた」と3月時点での接触をリーク。一連の去就報道に拍車をかけている。
過去にアフリカ圏では、代表2チームとクラブ1チームを指揮した経験を持つハリルホジッチ。やはり新天地は慣れ親しんだ大陸で、ということになるのだろうか。