中3日での試合で疲労の色も…

前半は縦への動きはいつも通りだったものの、横の動きは少なかった原口。いつものデュッセルドルフの攻撃が見られない原因のひとつでもあった。後半はチャンスを作ったが……試合後は沈痛な表情が浮かんだ。写真は2月のアウエ戦。 (C) Getty Images
4月6日(現地時間)、ブンデスリーガ2部の第29節が行なわれ、デュッセルドルフは1-2でボーフムに敗れた。
前節で1人少ないダルムシュタットに0-1で敗れた首位のデュッセルドルフが、8位のボーフムをホームに迎えた一戦、原口元気はスタメンに名を連ねたが、宇佐美貴史は6試合ぶりにベンチスタートとなった。
前節で1人少ないダルムシュタットに0-1で敗れた首位のデュッセルドルフが、8位のボーフムをホームに迎えた一戦、原口元気はスタメンに名を連ねたが、宇佐美貴史は6試合ぶりにベンチスタートとなった。
月曜日に行なわれたダルムシュタット戦から中3日での試合ということもあってか、やや動きの悪いホームチームは、立ち上がりからボーフムの攻勢を許す。4分には、ペナルティーエリア内からサムのファーストシュートを浴びた。
原口は定位置の左サイドで縦によく動き、守備では相手のサイド攻撃に対するケアを怠らない反面、攻撃では敵陣でなかなかボールに触ることができない。宇佐美に代わり、久々にスタメンに復帰したラマンも見せ場が作れず、彼や前線の選手にはイージーミスも何度か見受けられた。
一方、ボーフムは守備での出足が良く、敵のボールになるとすかさずプレッシャーをかけて奪い返し、優勢に試合を進めて、シュートの数も増やしていった。
大部分の時間帯においてホームチームの陣内で試合は進んだが、30分、原口が左サイドでフリーでパスを受け、エリアに侵入してからワンフェイントを入れてマイナスに浮き球を入れると、走り込んできたツィマーがダイレクトボレーでチームのファーストシュートを放った。
ここからは幾らかデュッセルドルフのポゼッションも高まったが、それでもボーフムが主導権を握った状態で、前半は終了した。
後半は、開始から1分も経たないうちにボーフムのヒンターゼーアがカットインから惜しいシュートを放つと、デュッセルドルフは49分、右からのロングパスを原口が頭でゴール前に落とし、ノイハウスがこれに突っ込むが、寄せてきたDFにシュートを阻まれる。
ここから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となり、間もなくしてホームチームの怒涛の攻撃が始まる。スイッチを入れたのはラマンで、52分に持ち前の突破力を活かしてエリア内に侵入し、ゴール前でCFヘニングスの惜しいシュートを引き出した。
54分には、こぼれ球を拾ったノイハウスがミドルを放つ。これは枠を大きく外れたが、56分、エリア右前のFKを原口がゴール前に入れると、アイハンが頭で合わせてクロスバーをヒット。彼は直後のCKでもヘディングシュートを放ったが、これはGKリーマンの正面に飛んだ。
守備での動きも活性化したデュッセルドルフは、ボールを奪うと素早くカウンターを発動させ、波状攻撃を仕掛けて相手守備陣を混乱させた。
しかし、ボーフムがこれを何とかしのぐと、また試合はホームチームの陣内で進んでいく。
そんななか、70分にラマンに代わり、宇佐美が登場。日本人選手が両翼に並んだが、その直後、ボーフムは交代出場のアイスフェルトが、前が空いたのを見逃さずにすかさず強烈なミドルをゴールに突き刺して、先制ゴールを奪う。
さらにアウェーチームは75分、カウンターからクルーズがスルーパスで抜け出し、GKヴォルフの股間を通すシュートで決めて、リードを2点に広げた。
苦しくなったデュッセルドルフだが、気を取り直して反撃に転じ、78分には、味方が頭で落としたボールを宇佐美がダイレクトで合わせたが、強烈な弾道のシュートは残念ながらGKの正面に飛び、追撃のゴールとはならない。
しかし80分、ヘニングスの落としたボールに原口が突っ込んだところで倒され、ホームチームはPKを獲得。これをヘニングスがゴール左隅に決めて1点を返す。
勢いを取り戻したデュッセルドルフは、宇佐美、原口が絶妙なパスをゴール前に入れ、こぼれ球をニールセンやアイハンがシュートに持ち込むが、同点弾とはならない。
87分、そのアイハンとアイスフェルトがリスタートでの小競り合いからともに警告を受け、さらに口論を続行したため、レッドカードを掲げられ、両チームともに10人となる。
デュッセルドルフは残り時間で再三、相手ゴール前に迫り、シュートも放っていったが、ついに相手ゴールのネットが揺れることはなく、15節ドレスデン戦以来となる連敗を喫した。首位には変わりないが、2位ニュルンベルクが今節でハイデンハイムに勝つと、勝点3差に迫られる。
原口は定位置の左サイドで縦によく動き、守備では相手のサイド攻撃に対するケアを怠らない反面、攻撃では敵陣でなかなかボールに触ることができない。宇佐美に代わり、久々にスタメンに復帰したラマンも見せ場が作れず、彼や前線の選手にはイージーミスも何度か見受けられた。
一方、ボーフムは守備での出足が良く、敵のボールになるとすかさずプレッシャーをかけて奪い返し、優勢に試合を進めて、シュートの数も増やしていった。
大部分の時間帯においてホームチームの陣内で試合は進んだが、30分、原口が左サイドでフリーでパスを受け、エリアに侵入してからワンフェイントを入れてマイナスに浮き球を入れると、走り込んできたツィマーがダイレクトボレーでチームのファーストシュートを放った。
ここからは幾らかデュッセルドルフのポゼッションも高まったが、それでもボーフムが主導権を握った状態で、前半は終了した。
後半は、開始から1分も経たないうちにボーフムのヒンターゼーアがカットインから惜しいシュートを放つと、デュッセルドルフは49分、右からのロングパスを原口が頭でゴール前に落とし、ノイハウスがこれに突っ込むが、寄せてきたDFにシュートを阻まれる。
ここから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となり、間もなくしてホームチームの怒涛の攻撃が始まる。スイッチを入れたのはラマンで、52分に持ち前の突破力を活かしてエリア内に侵入し、ゴール前でCFヘニングスの惜しいシュートを引き出した。
54分には、こぼれ球を拾ったノイハウスがミドルを放つ。これは枠を大きく外れたが、56分、エリア右前のFKを原口がゴール前に入れると、アイハンが頭で合わせてクロスバーをヒット。彼は直後のCKでもヘディングシュートを放ったが、これはGKリーマンの正面に飛んだ。
守備での動きも活性化したデュッセルドルフは、ボールを奪うと素早くカウンターを発動させ、波状攻撃を仕掛けて相手守備陣を混乱させた。
しかし、ボーフムがこれを何とかしのぐと、また試合はホームチームの陣内で進んでいく。
そんななか、70分にラマンに代わり、宇佐美が登場。日本人選手が両翼に並んだが、その直後、ボーフムは交代出場のアイスフェルトが、前が空いたのを見逃さずにすかさず強烈なミドルをゴールに突き刺して、先制ゴールを奪う。
さらにアウェーチームは75分、カウンターからクルーズがスルーパスで抜け出し、GKヴォルフの股間を通すシュートで決めて、リードを2点に広げた。
苦しくなったデュッセルドルフだが、気を取り直して反撃に転じ、78分には、味方が頭で落としたボールを宇佐美がダイレクトで合わせたが、強烈な弾道のシュートは残念ながらGKの正面に飛び、追撃のゴールとはならない。
しかし80分、ヘニングスの落としたボールに原口が突っ込んだところで倒され、ホームチームはPKを獲得。これをヘニングスがゴール左隅に決めて1点を返す。
勢いを取り戻したデュッセルドルフは、宇佐美、原口が絶妙なパスをゴール前に入れ、こぼれ球をニールセンやアイハンがシュートに持ち込むが、同点弾とはならない。
87分、そのアイハンとアイスフェルトがリスタートでの小競り合いからともに警告を受け、さらに口論を続行したため、レッドカードを掲げられ、両チームともに10人となる。
デュッセルドルフは残り時間で再三、相手ゴール前に迫り、シュートも放っていったが、ついに相手ゴールのネットが揺れることはなく、15節ドレスデン戦以来となる連敗を喫した。首位には変わりないが、2位ニュルンベルクが今節でハイデンハイムに勝つと、勝点3差に迫られる。