「サッカーの素晴らしさを思い出す」逆転劇。
日本代表でも台頭する若武者は、ポルトガルに戻っても存在感を示した。
現地時間3月31日のポルトガル・リーグ28節のモレイレンセ戦で、ポルティモネンセに所属する日本代表MFの中島翔哉は先発出場を果たした。
チームの出足は最悪だった。立ち上がりから劣勢に立たされると、38分には自陣へ懸命に戻った中島のファウルでPKを献上し、先制されてしまう。さらにその2分後にも、バックパスを奪われて追加点を奪われるという厳しい展開となった。
現地時間3月31日のポルトガル・リーグ28節のモレイレンセ戦で、ポルティモネンセに所属する日本代表MFの中島翔哉は先発出場を果たした。
チームの出足は最悪だった。立ち上がりから劣勢に立たされると、38分には自陣へ懸命に戻った中島のファウルでPKを献上し、先制されてしまう。さらにその2分後にも、バックパスを奪われて追加点を奪われるという厳しい展開となった。
52分にもゴールを許して3点のビハインドを背負ったポルティモネンセが反撃に出たのは、56分になってからだった。
まずはホルヘ・ピレスが1点を決める。アシストとなるクロスを入れた右サイドのウェリントン・カルバリョに中央から好パスを通したのは、中島だった。
ゴールの起点となった彼は、64分、今度は相手DFとGKが交錯してこぼれたルーズボールをボックス内で拾って素早く折り返すと、これがポストに当たり、最後は味方DFのルーベン・フェルナンデスが押し込んだ。
1点差に詰め寄った90分にピレスがPKを決めて同点に追いついたポルティモネンセ。さらに後半アディショナルタイムの4分には、中島のカットインからのシュートをGKが弾いたところをピレスが詰めようとしてファウルを受け、またもPKを獲得する。
これをピレス自ら決めてハットトリックを達成し、ポルティモネンセは土壇場で逆転劇を演じた。
PKを献上してしまったものの、3つのゴールに絡んだ中島へは、地元メディアも上々の評価を下している。
ポルトガル・メディア『ZeroZero』は、「この手の試合は、サッカーの素晴らしさを思い出させてくれる」とポルティモネンセの逆転を称えたうえで、中島については「間違いを犯したが、チームの諦めない精神が伝染し、ポストに当たったボールが味方に流れるラッキーな形で、ゴールを演出した」と讃えた。
また、同じくポルトガル・メディア『Mais Fuetebol』は、「ナカジマはボックス内で流れてきたボールを意のままに操って、最終的にはゴールを呼び込んだ」と、その華麗なプレーを褒めちぎっている。
チームの逆転劇を呼び込む活躍で存在感を示した中島。先のマリ戦で日本A代表デビュー戦ゴールとアピールに成功していた男は、今後も好調を保ち続け、ロシア行きの切符を勝ち取れるか。大いに注目したい。
まずはホルヘ・ピレスが1点を決める。アシストとなるクロスを入れた右サイドのウェリントン・カルバリョに中央から好パスを通したのは、中島だった。
ゴールの起点となった彼は、64分、今度は相手DFとGKが交錯してこぼれたルーズボールをボックス内で拾って素早く折り返すと、これがポストに当たり、最後は味方DFのルーベン・フェルナンデスが押し込んだ。
1点差に詰め寄った90分にピレスがPKを決めて同点に追いついたポルティモネンセ。さらに後半アディショナルタイムの4分には、中島のカットインからのシュートをGKが弾いたところをピレスが詰めようとしてファウルを受け、またもPKを獲得する。
これをピレス自ら決めてハットトリックを達成し、ポルティモネンセは土壇場で逆転劇を演じた。
PKを献上してしまったものの、3つのゴールに絡んだ中島へは、地元メディアも上々の評価を下している。
ポルトガル・メディア『ZeroZero』は、「この手の試合は、サッカーの素晴らしさを思い出させてくれる」とポルティモネンセの逆転を称えたうえで、中島については「間違いを犯したが、チームの諦めない精神が伝染し、ポストに当たったボールが味方に流れるラッキーな形で、ゴールを演出した」と讃えた。
また、同じくポルトガル・メディア『Mais Fuetebol』は、「ナカジマはボックス内で流れてきたボールを意のままに操って、最終的にはゴールを呼び込んだ」と、その華麗なプレーを褒めちぎっている。
チームの逆転劇を呼び込む活躍で存在感を示した中島。先のマリ戦で日本A代表デビュー戦ゴールとアピールに成功していた男は、今後も好調を保ち続け、ロシア行きの切符を勝ち取れるか。大いに注目したい。