「大きな一歩を踏み出した」とバイエルン
昨年9月、所属するバイエルンでの練習中に左足中足骨を骨折し、手術を受けた後はリハビリに取り組んできたドイツ代表GKのマヌエル・ノイアー。長く戦線を離脱している彼が、32歳の誕生日を迎えた3月27日、ジョギングを開始したとバイエルンが公式サイトで伝えている。
フィットネスコーチとともに10分ほどのジョギングを2回行なったノイアーに対し、バイエルンは「復帰までの長い道のりのなかで、大きな一歩を踏み出した」と喜びを表わした。
フィットネスコーチとともに10分ほどのジョギングを2回行なったノイアーに対し、バイエルンは「復帰までの長い道のりのなかで、大きな一歩を踏み出した」と喜びを表わした。
ノイアー自身は、今後について「いつ復帰できるか明確なことは言えないが、今シーズン中にバイエルンで何試合かに出られればいいね。そして代表でも(ロシア・ワールドカップまでに)実戦経験を積んでおくというのが、今の目標だ」と語っている。(ブンデスリーガ公式ページより)
バイエルンではスベン・ウルライヒが、ドイツ代表ではマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが代役として十分な働きを見せているが、やはりキャプテンであり、世界一のGKといわれるノイアーがいるといないのとでは、この先、大きく状況は変わってくるだろう。
バイエルンはブンデスリーガ6連覇をほぼ確定させており、現在の目標はDFBカップ、チャンピオンズ・リーグも制して2012-13シーズン以来の3冠を達成すること。そして代表では言うまでもなく、イタリア(1934、38年)、ブラジル(58、62年)に次いでのW杯連覇を果たすことだ。
ノイアーはピッチ上で、これらの偉業達成に貢献できるか。焦りは禁物ではあるが、それでもできるだけ早い復帰が待たれる。