中盤の構成次第で立ち位置は変わる。
日本協会は3月15日、国際親善試合のマリ戦(3月23日@ベルギー)とキリンチャレンジカップのウクライナ戦(3月27日@ベルギー)に臨む日本代表のメンバー26人を発表した。ここでは、基本システムの4-3-3に沿って、MF&FWの序列を考察する。
【MF】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口蛍(C大阪)/△三竿健斗(鹿島)
トップ下:○森岡亮太(アンデルレヒト)/○大島僚太(川崎)/〇柴崎 岳(ヘタフェ)
ボランチでは34歳の長谷部が替えの利かない存在であることに変わりはない。「絶対的な役割。彼はグラウンド外でも重要」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督の言葉からもこのキャプテンがチームの要であることが分かる。
中盤の構成を「2ボランチ+トップ下」と想定した場合、長谷部の相棒を務めるのは山口だろう。攻撃面での働きの少なさを指揮官に指摘されるが、最終ラインをプロテクトする存在として貴重であり、長谷部とのコンビネーションも上々だ。
【MF】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口蛍(C大阪)/△三竿健斗(鹿島)
トップ下:○森岡亮太(アンデルレヒト)/○大島僚太(川崎)/〇柴崎 岳(ヘタフェ)
ボランチでは34歳の長谷部が替えの利かない存在であることに変わりはない。「絶対的な役割。彼はグラウンド外でも重要」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督の言葉からもこのキャプテンがチームの要であることが分かる。
中盤の構成を「2ボランチ+トップ下」と想定した場合、長谷部の相棒を務めるのは山口だろう。攻撃面での働きの少なさを指揮官に指摘されるが、最終ラインをプロテクトする存在として貴重であり、長谷部とのコンビネーションも上々だ。
一方でワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦で鮮烈なゴールを決めるなど、評価を高めていた井手口陽介は所属するクラトゥラル・レオネサで出場機会を失っていることから選外となった。代わりにメンバー入りしたのが鹿島で成長著しい三竿だが、長谷部、山口との力の差は大きい。長谷部、山口にアクシデントがあった場合は大島、または遠藤航(浦和)の起用も考えられるだろう。ただし、遠藤は3月14日に行なわれたルヴァンカップでの負傷が伝えられており、コンディションが懸念されるところだ。
“オフェンシブハーフ枠”として選ばれたのは3人。実力は伯仲しているが、トップ下としては新天地のアンデルレヒトで10番を背負う森岡が1番手か。ただし、中盤の構成を「アンカー+2インサイドハーフ」にした場合は、攻守のバランスに長けた柴崎、大島が森岡をリードする形になるだろう。また、インサイドハーフ採用時には山口をこのポジションで使うこともできる。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手
“オフェンシブハーフ枠”として選ばれたのは3人。実力は伯仲しているが、トップ下としては新天地のアンデルレヒトで10番を背負う森岡が1番手か。ただし、中盤の構成を「アンカー+2インサイドハーフ」にした場合は、攻守のバランスに長けた柴崎、大島が森岡をリードする形になるだろう。また、インサイドハーフ採用時には山口をこのポジションで使うこともできる。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手