期待の俊英が値千金の2ゴール! マンUがリバプールとの伝統のダービーを制する

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月10日

8試合ぶりの先発起用に燃えたラッシュフォード。

2ゴールを決めてヒーローとなったラッシュフォード。ここ最近の出場機会が乏しかった俊英はその鬱憤を晴らした。 (C) Getty Images

画像を見る

 3月10日(現地時間)、プレミアリーグ30節が行なわれ、オールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが対戦した。
 
 イングランド伝統の「ナショナルダービー」は、互いに中盤でボールを奪い合う展開が続いたなかで幕を開けた。
 
 そうしたなかで均衡を破ったのはホームチームだった。8試合ぶりに先発起用をされた俊英FWが気持ちのこもった一撃を見舞う。
 
 14分、ゴールキックを敵陣でロメル・ルカクが頭ですらし、抜け出したマーカス・ラッシュフォードがペナルティーエリア内に侵入。そのままマーカーのトレント・アレクサンダー=アーノルドを鮮やかなターンでかわして強烈なシュートをゴール右下隅へと突き刺した。
 
 これで勢いに乗ったラッシュフォードは、その10分後にもリバプール守備陣を打ち破る。
 
 敵ゴール前でボールをキープしたルカクがボックス内へと走り込んだファン・マヌエル・マタへスルーパスを供給。これは相手DFに弾かれるも、こぼれ球をラッシュフォードが右足一閃! これが再びゴールネットを揺らした。
 
 あっという間に2点を奪われてしまったリバプール。ポゼッション率こそ60%を越えていたものの、相手ゴールに近づく機会はほとんどなく、持たされる時間帯が続いた。
 
 2点のリードを奪ったマンチェスター・Uは、自陣に下がったことでスペースを消し、リバプールの持ち味であるスピーディーな攻撃を全く許さず。ピンチらしいピンチも迎えることなく前半を終了した。
 

 
 後半に入ってから主導権を握ったのはリバプールだった。前半にはなかった楔のパスを引き出す動きが随所で見られるようになり、果敢な仕掛けを繰り返したことで、マンチェスター・Uを押し込んでワンサイドゲームを展開した。
 
 相手の反撃を受けることなく攻め続けたリバプールは、66分にラッキーな形からマンチェスター・Uの堅牢を崩す。左サイドを突破したサディオ・マネのクロスがブロックしに行ったエリック・バイリーの足に当たってゴールへと吸い込まれたのだ。
 
 失点を許してからもマンチェスター・Uは、セカンドボールをことごとく拾われ、自分たちの時間を作れずに守勢に回った。
 
 残り時間が10分を切ったところで、試合は、「攻める」リバプールと「守る」マンチェスター・Uというハッキリとした構図となったが、後者が逃げ切りの色をより濃くしたことでスコアに動きはなかった。
 
 トップ4入りを手堅くしたい両者にとって重要な意味を持った「ナショナルダービー」は、結局、2-1でマンチェスター・Uが勝利して幕を閉じた。
 
【関連記事】
Jリーガーの「好きな女性タレント」ランキング2018年版! 石原さとみや新垣結衣を抑えて1位に輝いたのは?
「まさに天使だ!」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナが最新の自撮り公開でファン熱狂!
日本サッカーを彩る「美女サポーター」たち❤
【セルジオ越後】3.11に想うこと――支援活動は365日、いつでもできることだ
シティの敵はマンデーナイト? マジック4のペップが警戒「月曜の試合は好きじゃない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月15日号
    1月5日(月)発売
    [ワールドカップイヤー特別企画]
    世界12か国の識者20人が選ぶ
    W杯26年大会の主役候補ランキング
    &スーパーレジェンド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ