広島戦は74分に下がるも両チーム最多のスプリント回数を記録。
横浜F・マリノスから浦和レッズに今季加入したキュラソー代表MFのマルティノスが、2節の広島戦でホームデビューを果たした。ルヴァンカップのFC東京戦は欠場。10日にはアウェーで3節・長崎戦を迎えるが、本人もそろそろ勝利をもたらすゴールに絡むひと仕事をしたいと意欲を燃やす。
新天地で2試合に先発したマルティノスは、1節・FC東京戦(△1-1)と2節・広島戦(●1-2)の比較を次のように語っていた。
「(広島戦は)もっとゴールを決められる試合だった。FC東京戦と比べればいい面はたくさんあり、コンビネーションからチャンスが作れて、クリエイティブさは増していた。ただ残念な結果だったので、次に生かしたいです」
再三にわたって右サイドをドリブルで打開したマルティノスだが、クロスはほとんど跳ね返され、カットインから決定的なチャンスにはつなげられなかった。SB起用の遠藤との連係面も課題となった。
「クロスを放っても、ボールの向こう側にたくさんの選手がいる難しいシチュエーションが続いた。もっともっとボールをダイアゴナル(斜め)にたくさん動かしていければ、チャンスが生まれるのではないかなと思いました」
新天地で2試合に先発したマルティノスは、1節・FC東京戦(△1-1)と2節・広島戦(●1-2)の比較を次のように語っていた。
「(広島戦は)もっとゴールを決められる試合だった。FC東京戦と比べればいい面はたくさんあり、コンビネーションからチャンスが作れて、クリエイティブさは増していた。ただ残念な結果だったので、次に生かしたいです」
再三にわたって右サイドをドリブルで打開したマルティノスだが、クロスはほとんど跳ね返され、カットインから決定的なチャンスにはつなげられなかった。SB起用の遠藤との連係面も課題となった。
「クロスを放っても、ボールの向こう側にたくさんの選手がいる難しいシチュエーションが続いた。もっともっとボールをダイアゴナル(斜め)にたくさん動かしていければ、チャンスが生まれるのではないかなと思いました」
74分でベンチに下がったため、先発メンバーの中で走行距離8,443メートルは最短だったものの、両チーム最多となる27回のスプリントを記録していた。もちろん守備時も含めた回数ではあるが、チームとしてもそんな背番号11の“一瞬の動き”を生かせずにいる状況が浮かび上がる。アジリティを生かした動きが絡み合うコンビネーションが増えていけば、攻撃の鋭さや勢いも増していくはずだ。
浦和のユニホームを着て、初めて埼スタのピッチに立った。背番号11は「アメイジングスタジアム。素晴らしいファンやサポーターと環境で、プレーできたよ」とその時だけ、小さく笑みをこぼした。
3節・長崎戦、水曜日の名古屋戦でウイングに入って2ゴールを決めた荻原拓也の先発もあり得る。マルティノスも出場すれば、結果が求められる。どのような形で初ゴールに絡むのか――その歓喜する姿が待ち遠しい。
取材・文:塚越 始(フリーランス)
浦和のユニホームを着て、初めて埼スタのピッチに立った。背番号11は「アメイジングスタジアム。素晴らしいファンやサポーターと環境で、プレーできたよ」とその時だけ、小さく笑みをこぼした。
3節・長崎戦、水曜日の名古屋戦でウイングに入って2ゴールを決めた荻原拓也の先発もあり得る。マルティノスも出場すれば、結果が求められる。どのような形で初ゴールに絡むのか――その歓喜する姿が待ち遠しい。
取材・文:塚越 始(フリーランス)