それでもプレミアでは史上最多に
現地時間2月10日、プレミアリーグで初開催となった聖地ウェンブリーでのノースロンドン・ダービー。49分にハリー・ケインが挙げたヘッダーが決勝点となり、トッテナム・ホットスパーがアーセナルを1-0で下した。
そしてこのゲームの観客数が、プレミアリーグにおける最多入場者数を更新。今年1月31日にトッテナムは同じくウェンブリーでマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃ち、8万1978人の最高値をマークしていたが、今回のアーセナル戦はそれを上回る8万3222人と公式発表されたのだ。本拠地ホワイト・ハート・レーンが長期改修中で、国内の公式戦とチャンピオンズ・リーグのホームスタジアムとして聖地を間借りしている。最大収容数が9万を誇る英国最大のヴェニューだけに、この1年でトッテナムは動員新記録を4度も更新してきた。
惜しかったのは、オールタイムでの最高値更新だ。
イングランド・フットボールリーグ時代の1948年、マンチェスター・Uとアーセナルのゲーム(会場はマイン・ロード)が8万3260人を動員。なんと今回のノースロンドン・ダービーはわずか38人届かなかったのだ。トッテナムがウェンブリーで戦うホームゲームは残り5試合。ハッダースフイールド、ニューカッスル、マンチェスター・シティ、ワトフォード、レスターが相手だ。歴代最高を狙うなら、首位シティとの大一番だろうか──。
ちなみにイングランドの全公式戦で見ると、歴代最高は12万6047人。1923年のFAカップ決勝(ボルトンvsウェストハム戦)で記録された。ただこれも世界歴代で見れば10位にとどまる。トップは1950年ワールドカップ決勝(ブラジルvsウルグアイ戦、会場はマラカナン)の19万9854人だ。とはいえこれはあくまで有料入場者数で、実際には21万人を超えていたという。
当時は立見席やゴール周辺にまで観客が入り込むのが普通で、現代の標準であるオールシーティングのスタジアムでは、もはや更新は不可能だろう。
そしてこのゲームの観客数が、プレミアリーグにおける最多入場者数を更新。今年1月31日にトッテナムは同じくウェンブリーでマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃ち、8万1978人の最高値をマークしていたが、今回のアーセナル戦はそれを上回る8万3222人と公式発表されたのだ。本拠地ホワイト・ハート・レーンが長期改修中で、国内の公式戦とチャンピオンズ・リーグのホームスタジアムとして聖地を間借りしている。最大収容数が9万を誇る英国最大のヴェニューだけに、この1年でトッテナムは動員新記録を4度も更新してきた。
惜しかったのは、オールタイムでの最高値更新だ。
イングランド・フットボールリーグ時代の1948年、マンチェスター・Uとアーセナルのゲーム(会場はマイン・ロード)が8万3260人を動員。なんと今回のノースロンドン・ダービーはわずか38人届かなかったのだ。トッテナムがウェンブリーで戦うホームゲームは残り5試合。ハッダースフイールド、ニューカッスル、マンチェスター・シティ、ワトフォード、レスターが相手だ。歴代最高を狙うなら、首位シティとの大一番だろうか──。
ちなみにイングランドの全公式戦で見ると、歴代最高は12万6047人。1923年のFAカップ決勝(ボルトンvsウェストハム戦)で記録された。ただこれも世界歴代で見れば10位にとどまる。トップは1950年ワールドカップ決勝(ブラジルvsウルグアイ戦、会場はマラカナン)の19万9854人だ。とはいえこれはあくまで有料入場者数で、実際には21万人を超えていたという。
当時は立見席やゴール周辺にまで観客が入り込むのが普通で、現代の標準であるオールシーティングのスタジアムでは、もはや更新は不可能だろう。