【移籍市場超速報】バルサとシティがローマのベナティアに注目、シティはすでに接触

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年05月21日

バルサはL・エンリケ新監督が高く評価。

ベナティアは87年生まれのモロッコ代表で、強さと速さを兼ね備えた質の高いCBだ。 (C) Getty Images

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【ローマ】ベナティアにマンチェスター・C、バルセロナが注目
 
 今シーズン移籍したローマで、得点(5ゴール)、そしてなにより守備で傑出したパフォーマンスを見せたCBメハディ・ベナティアに、バルセロナ、マンチェスター・シティというメガクラブが注目している。
 
 2年前にローマを率いたバルセロナのルイス・エンリケ新監督はベナティアを高く評価していると言われ、チェルシーのダビド・ルイスに手が届かなかった場合にCB補強のメインターゲットになる可能性が高い。
 
 マンチェスター・Cはそれに先んじてすでに代理人に接触、移籍の可能性を打診しており、本気で獲得に乗り出す構えだ。
 
 対するローマも、ベナティアを来シーズンの構想における主軸のひとりと考えており、移籍を容認する意向を持っていない。よほど魅力的なオファーがないかぎり、話が動くことはなさそうだ。
 
【ナポリ】中盤に2人を補強する計画。ターゲットはゴナロン、シュネデルランなど
 
 5月19日にカリドゥ・クリバリ(ゲンク)を獲得して最終ラインの補強にメドが立ったナポリは、続いて中盤の強化に照準を移している。ヴァロン・ベーラミ、ブレリム・ジェマイリを手放して2人の新戦力を獲得するのが基本路線。
 
 主力クラスのレギュラーを想定した第1のターゲットは、マキシム・ゴナロン(リヨン)が本命で、サンドロ(トッテナム)、ハビ・マルティネス(バイエルン)、ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)、ヤン・エムビラ(ルビン・カザン)がそれに続く名前。
 
 もうひとり、バックアップとなる若手の枠には、昨年から注目しているペドロ・オビアング、ネナド・クルスティチッチのサンプドリア勢に加えて、ニウトン(クルゼイロ)、モルガン・シュネデルラン(サウザンプトン)の名前が挙がっている。
 
【パルマ】ユベントスのクアリアレッラに照準
 
 ユベントスで十分な出場機会を得られなかったファビオ・クアリアレッラを獲得リストに挙げている。レオナルディSDは以前も獲得に乗り出したことがあるが、話は進展しなかった。もしパルマがUEFAライセンスをクリアし、ヨーロッパリーグへの出場が本決まりになれば、本格的な交渉に乗り出す可能性が高い。
 
【サンプドリア】ミハイロビッチ監督との契約を1年延長
 
 サンプドリアはシニシャ・ミハイロビッチ監督が2015年までの契約延長にサインしたと発表した。
 
【フィオレンティーナ】アンブロジーニ、契約更新オファーがなく退団へ
 
 ミランから今シーズン、フィオレンティーナに移籍したマッシモ・アンブロジーニの退団が決まった。本人は残留の意思を表明していたが、クラブからは契約延長のオファーがなかった。
 
「僕がフィレンツェに残りたいと思っていたのは誰もが知る通りだ。しかしクラブは異なる決断を下した。人間的にも仕事的にも素晴らしい1年を過ごしたので残念だ。少し時間を取って、それから今後を考えたい。イタリアでプレーすることは、驚くようなオファーを受けないかぎりは難しいだろう。セリエAでのキャリアはこれで終わったと考えていいと思う。フィオレンティーナがこの決断を下した理由はわからない。僕は違う結末を期待していた。いずれにしてもデッラ・ヴァッレ会長には感謝している」
 
【ウディネーゼ】グイドリン監督退任、テクニカル・スーパーバイザーへ
 
 ウディネーゼのフランチェスコ・グイドリン監督とクリスティアーノ・ジャレッタSDが5月20日記者会見し、グイドリンの監督退任とポッツォ家が保有する3クラブ(ウディネーゼ、グラナダ=スペイン、ワトフォード=イングランド)のテクニカル・スーパーバイザーへの就任を発表した。グイドリンは次のようにコメントしている。
 
「私にとっては記念すべき日だ。監督の仕事からは身を引くが、このクラブには残るのだから。私の人生の新しいフェーズが始まる。悲しい気持ちもないわけではないが、この決断は100パーセント、私が下したものだ。クラブには次期監督の選択についていくつかの提案をした。監督が決まったら一緒にスタッフの今後について話し合うことになるだろう」
 
「新たなモチベーションを見出すためにも、新しいことに取り組みたいと思っている。監督をやめるという決断は、ここにきて初めて不本意なシーズン(14位)を過ごした事実とも関わっている。私の記憶を汚したくないと思うからだ。妻はとても満足している。子供たちも正しい選択だと考えてくれている。ここウディネに住み続けることができるから」
 
【翻訳】
片野道郎
 
翻訳者からのごあいさつ
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
 
 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
 
 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
 
 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
 
 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
 
 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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