黒子役を担っていた菊地を変えたのは夏の日本一だ!
[高校サッカー選手権2回戦]流経大柏 3-0 大分西/1月2日/フクアリ
衝撃のスーパーゴールは10番の証明だ。
1月2日に行なわれた2回戦のインターハイ覇者・流経大柏と初出場・大分西の一戦。夏の王者の地元・フクダ電子アリーナには10,754人の観客が詰めかけた。結果は3‐0で流経大柏の完勝となったが、その中でハイパフォーマンスを見せたのは2ゴールを決めた菊地泰智(3年)だ。
とりわけ、前半3分に決めた1点目は圧巻だった。センターサークルを過ぎたあたりでボールを受けた菊地が得意の左足を振り抜く。綺麗な弧を描いたボールはゴールネットに吸い込まれ、スーパーミドルにスタンドからは大きなどよめきが起こった。
試合後、衝撃のスーパーミドルについて話を聞くと、菊地から思いもよらぬ答えが返ってきた。実は狙ったものではなく感覚で打ったものだったのだ。
「ファーストタッチで左足に入ったので、シュートを打とうと思っていたらすでに打っていた。その感覚があったので良かったです。ゴールの位置も見ていなかったし、ファーストタッチからの流れで打てたので良かった。どちらかといえば、打っちゃったという感じですけど(笑)」
瀬戸山俊(3年)のフィードを中央で受けると、ワンタッチでひとり外したところまでイメージにあったという。しかし、その後は感覚だけでシュートを放ったというのだから驚きである。
【選手権PHOTO】2回戦 流経大柏3-0大分西 10番菊地2ゴール、流経大柏が完封勝利!
もともと、菊地は左利きの技巧派アタッカーとして、下級生の頃から大きな期待をかけられていた。3年生に入ると、当然のように攻撃の主軸としてプレーするように。夏のインターハイでも存在感を発揮し、チームの優勝に大きく貢献した。
ただ、本人は夏の結果に満足できなかったという。何故ならば、試合を決定づける仕事よりも“縁の下の力持ち”のような黒子役を担ったため、本来の特徴であるゴールに絡む仕事が果たせなかったからだ。
衝撃のスーパーゴールは10番の証明だ。
1月2日に行なわれた2回戦のインターハイ覇者・流経大柏と初出場・大分西の一戦。夏の王者の地元・フクダ電子アリーナには10,754人の観客が詰めかけた。結果は3‐0で流経大柏の完勝となったが、その中でハイパフォーマンスを見せたのは2ゴールを決めた菊地泰智(3年)だ。
とりわけ、前半3分に決めた1点目は圧巻だった。センターサークルを過ぎたあたりでボールを受けた菊地が得意の左足を振り抜く。綺麗な弧を描いたボールはゴールネットに吸い込まれ、スーパーミドルにスタンドからは大きなどよめきが起こった。
試合後、衝撃のスーパーミドルについて話を聞くと、菊地から思いもよらぬ答えが返ってきた。実は狙ったものではなく感覚で打ったものだったのだ。
「ファーストタッチで左足に入ったので、シュートを打とうと思っていたらすでに打っていた。その感覚があったので良かったです。ゴールの位置も見ていなかったし、ファーストタッチからの流れで打てたので良かった。どちらかといえば、打っちゃったという感じですけど(笑)」
瀬戸山俊(3年)のフィードを中央で受けると、ワンタッチでひとり外したところまでイメージにあったという。しかし、その後は感覚だけでシュートを放ったというのだから驚きである。
【選手権PHOTO】2回戦 流経大柏3-0大分西 10番菊地2ゴール、流経大柏が完封勝利!
もともと、菊地は左利きの技巧派アタッカーとして、下級生の頃から大きな期待をかけられていた。3年生に入ると、当然のように攻撃の主軸としてプレーするように。夏のインターハイでも存在感を発揮し、チームの優勝に大きく貢献した。
ただ、本人は夏の結果に満足できなかったという。何故ならば、試合を決定づける仕事よりも“縁の下の力持ち”のような黒子役を担ったため、本来の特徴であるゴールに絡む仕事が果たせなかったからだ。