ポチェティーノのチームの課題は?
急ブレーキとは、まさにこのことだろう。
約2か月前、ホームでリバプールに4-1(プレミア9節)と大勝していたトッテナムは、2位マンチェスター・ユナイテッドとは得失点差、首位マンチェスター・シティとも勝点5差の3位につけていた。
ところが、12月16日に行なわれた18節のマンチェスター・C戦を1-4と落としたトッテナムは、その首位チームから21ポイント、2位のマンチェスター・Uからも10ポイント離れた7位に後退している。ジョゼップ・グアルディオラのチームが無敗で突っ走っているせいもあるが、首位との勝点差よりも、ボトム3(降格圏)との差の方が、16と少ない状態だ。
リバプール戦以降の10試合の成績は4勝2分け4敗と、負け越しているわけではない。だが問題は、そのうち3敗が敵地での強豪対決であることだろう。
就任4年目のマウリシオ・ポチェティーノ監督が優勝候補へと成長させた若いチームには、タイトルを手にするために、精神力がモノを言う敵地でのビッグゲームで結果を出すべきという指摘が多かった。
それが今シーズン、プレミアでのアウェーのビッグマッチは4戦全敗中だ。
2節のチェルシー戦で1-2と競り負け、減速が著しいこの2か月は、マンチェスター・U戦(0-1)、アーセナル戦(0-2)、そしてマンチェスター・C戦と立て続けに敗れている。
いわゆる“ビッグ6”同士のアウェーゲームでは、通算1勝6分け11敗という大幅な負け越しが、ポチェティーノのトッテナムがタイトルを獲れない要因でもある。若手が多いチームだけに苦手意識が募っていても不思議ではない。
指揮官自身はメンタル面の不安定さを「問題」として挙げ続けている。
チャンピオンズ・リーグでレアル・マドリーを3-1で下した直後、ホームで1-0と辛勝に終わったクリスタルパレス戦(プレミア11節)後には、二日酔いならぬ、「勝利酔い」があったことに触れ、さらに惜敗(1-2)を喫した14節のレスター戦後には、「闘志が足らない」と檄を飛ばしてもいた。
ハリー・ケインを筆頭に、主力メンバーにイングランド代表選手も複数抱えるトッテナムの不出来は、ワールドカップの前年に代表の不安としても国内メディアで騒がれる。よって、否が応でもライバルとのビッグゲームで結果が出ていないことは意識せざるを得ないのだ。
約2か月前、ホームでリバプールに4-1(プレミア9節)と大勝していたトッテナムは、2位マンチェスター・ユナイテッドとは得失点差、首位マンチェスター・シティとも勝点5差の3位につけていた。
ところが、12月16日に行なわれた18節のマンチェスター・C戦を1-4と落としたトッテナムは、その首位チームから21ポイント、2位のマンチェスター・Uからも10ポイント離れた7位に後退している。ジョゼップ・グアルディオラのチームが無敗で突っ走っているせいもあるが、首位との勝点差よりも、ボトム3(降格圏)との差の方が、16と少ない状態だ。
リバプール戦以降の10試合の成績は4勝2分け4敗と、負け越しているわけではない。だが問題は、そのうち3敗が敵地での強豪対決であることだろう。
就任4年目のマウリシオ・ポチェティーノ監督が優勝候補へと成長させた若いチームには、タイトルを手にするために、精神力がモノを言う敵地でのビッグゲームで結果を出すべきという指摘が多かった。
それが今シーズン、プレミアでのアウェーのビッグマッチは4戦全敗中だ。
2節のチェルシー戦で1-2と競り負け、減速が著しいこの2か月は、マンチェスター・U戦(0-1)、アーセナル戦(0-2)、そしてマンチェスター・C戦と立て続けに敗れている。
いわゆる“ビッグ6”同士のアウェーゲームでは、通算1勝6分け11敗という大幅な負け越しが、ポチェティーノのトッテナムがタイトルを獲れない要因でもある。若手が多いチームだけに苦手意識が募っていても不思議ではない。
指揮官自身はメンタル面の不安定さを「問題」として挙げ続けている。
チャンピオンズ・リーグでレアル・マドリーを3-1で下した直後、ホームで1-0と辛勝に終わったクリスタルパレス戦(プレミア11節)後には、二日酔いならぬ、「勝利酔い」があったことに触れ、さらに惜敗(1-2)を喫した14節のレスター戦後には、「闘志が足らない」と檄を飛ばしてもいた。
ハリー・ケインを筆頭に、主力メンバーにイングランド代表選手も複数抱えるトッテナムの不出来は、ワールドカップの前年に代表の不安としても国内メディアで騒がれる。よって、否が応でもライバルとのビッグゲームで結果が出ていないことは意識せざるを得ないのだ。