マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブがダビド・シルバとの契約を延長することを願っている。そしてクラブも、その希望を叶える見込みだ。

　31歳となったD・シルバだが、グアルディオラ監督の信頼は厚く、今シーズンもプレミアリーグでは全13試合に先発出場している。『ESPN』によると、グアルディオラ監督は現地時間11月29日のサウサンプトン戦を前にした会見で、「彼には、とても感心しているんだ」とD・シルバに賛辞を寄せた。
 
「彼はスペイン・サッカーに完璧に合う選手だが、ここのスピードや天候、風などのタフなコンディションのなかでも、長きにわたって生き残ってきた」
 
　グアルディオラ監督は、D・シルバがトゥーレ・ヤヤやヴァンサン・コンパニ、ジョー・ハートやパブロ・サバレタ（ともに現ウェストハム）らと並び、クラブにとっての「真のレジェンド」だと絶賛している。
 
「彼がクラブのためにしてきたことは、将来も歴史に刻まれる。私は、彼がこれからもそれを続けてくれることを願っているよ」
 
　もちろん、ベテランとなったD・シルバの出場機会は、これから減っていくことが予想される。指揮官も「将来的には、３日おきに試合に出ることはできなくなるだろう」と認めている。だが、「重要な舞台、特に厳しい時にはプレーする」ともコメント。また、「若手の成長を助ける役割も任せたい」と続けた。
 
「フィル・フォデンのような選手たちを助けるためにも、クラブには、長くここでプレーしてきた選手たちが必要なんだ。D・シルバが新しい契約にサインしたら、私たちはとても嬉しい」
 
　そして、28日のESPNによると、マンチェスター・CはそのD・シルバとの契約延長に近づいているようだ。現在の契約は2019年までだが、新たに2020年まで１年延長する見込みという。
 
　新契約を全うすれば、2010年にバレンシアから加入したD・シルバは、マンチェスターで10年プレーすることになる。グアルディオラ監督は、この朗報を喜んでいるに違いない。