「現役の選手に敬意を払ってもいいんじゃないかしら」
11月8日、アパレルブランド『adidas』が手掛ける各国代表チームの新ユニホームが全世界に発信され、大きな話題を呼んだ。コロンビア代表もそのひとつで、1990年イタリア・ワールドカップで着用したキットのデザインを現代に再現。ハメス・ロドリゲスやダビド・オスピナ、ファン・ギジェルモ・クアドラードら人気選手がモデルを務め、プロモーションに一役買った。
波紋を広げたのは、女子代表版ユニホームに関する顛末だ。英紙『The independent』が伝えている。
同社が女子用ユニホームのモデルに起用したのは、2014年のミス・ユニバースで、現在テレビタレントとして活躍する美女モデルのポーリナ・ベガ・ディエッパさん。自身のインスタグラムでも新ユニホームを着用したショットを公開し、「新しいコロンビア代表ユニホームが私に力を与えてくれる。来年、ロシアで代表チームを応援する準備は万全よ」とのキャプションを添えた。
言うなればサポーターの代表として登場したような恰好だが、着用したのが実際の女子代表の新ユニホームだったのがまずかった。噛み付いたのが、現役の代表選手だ。正守護神のヴァネッサ・コルドバがSNS上で苦言を呈した。
「フットボールはプレーしているしないに関わらず、すべてのひとのもの。だからシャツを影響力のある女性に着させて宣伝効果を狙うのも分かるわ。でも、もう少し現役の選手に敬意を払ってもいいんじゃないかしら。誰かひとりだけにでも着せるべきだった。(チームのエースである)カタリーナ・ウスメを差し置いて、セレブのポーリナ・ベガが先に着るなんて、とても同意できないわね。彼女にはなんの過失もないけど」
明言はしていないが、これは容姿による選別だと言いたげだ。怒りの抗議にすぐさま他の女子代表選手が賛同し、さらには男子代表チームも公式ツイッター「Selección Colombia」上で追随。「コルドバの意見はもっともだ。善処されることを願う」と援護射撃した。
もはや後戻りできない状況だが、渦中のベガさんに言わせれば、とんだとばっちりだ。彼女はこのプロモーションの前から、『adidas』とモデル契約をしていた。
【PHOTO】コロンビア代表などW杯出場8か国の最新ユニホームをCHECK!
波紋を広げたのは、女子代表版ユニホームに関する顛末だ。英紙『The independent』が伝えている。
同社が女子用ユニホームのモデルに起用したのは、2014年のミス・ユニバースで、現在テレビタレントとして活躍する美女モデルのポーリナ・ベガ・ディエッパさん。自身のインスタグラムでも新ユニホームを着用したショットを公開し、「新しいコロンビア代表ユニホームが私に力を与えてくれる。来年、ロシアで代表チームを応援する準備は万全よ」とのキャプションを添えた。
言うなればサポーターの代表として登場したような恰好だが、着用したのが実際の女子代表の新ユニホームだったのがまずかった。噛み付いたのが、現役の代表選手だ。正守護神のヴァネッサ・コルドバがSNS上で苦言を呈した。
「フットボールはプレーしているしないに関わらず、すべてのひとのもの。だからシャツを影響力のある女性に着させて宣伝効果を狙うのも分かるわ。でも、もう少し現役の選手に敬意を払ってもいいんじゃないかしら。誰かひとりだけにでも着せるべきだった。(チームのエースである)カタリーナ・ウスメを差し置いて、セレブのポーリナ・ベガが先に着るなんて、とても同意できないわね。彼女にはなんの過失もないけど」
明言はしていないが、これは容姿による選別だと言いたげだ。怒りの抗議にすぐさま他の女子代表選手が賛同し、さらには男子代表チームも公式ツイッター「Selección Colombia」上で追随。「コルドバの意見はもっともだ。善処されることを願う」と援護射撃した。
もはや後戻りできない状況だが、渦中のベガさんに言わせれば、とんだとばっちりだ。彼女はこのプロモーションの前から、『adidas』とモデル契約をしていた。
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