プレースタイルは自身が憧れるケインを彷彿とさせる。
次々とヤングタレントが台頭しているドイツで、またしても逸材が現われた。今シーズン、ハンブルクのトップチームに昇格したドイツU-17代表のFW、ヤン=フィーテ・アルプだ。
ブンデスリーガ7節のブレーメン戦でトップデビューを飾り、10節のヘルタ・ベルリン戦でハンブルク史上最年少ゴール(17歳9か月22日)を挙げたアルプは、続く11節のシュツットガルト戦で初めて先発に名を連ねる。その晴れの舞台で、特大のインパクトを放つ。
前半から積極的にシュートを放ってチームに活力を与えると、2-1で迎えた69分に大仕事をやってのける。ペナルティーエリア手前で縦パスを受けると、DF2人を華麗なステップでかわし、右足で狙い澄ました一撃を突き刺したのだ。この得点でシュツットガルトの反撃の気勢を削いだハンブルクは、そのまま逃げ切りに成功した。
ドイツ・メディアは2試合連続ゴールをマークしたアルプを高く評価。専門誌『キッカー』は先制点を挙げたアーロン・ハントと並んでチームトップの2点(1が最高、6が最低)をつけた。
深刻な決定力不足に悩まされていたハンブルクにとって、アルプはまさしく救世主と言える存在だ。クオリティー不足を露呈していたボビー・ウッドからCFの定位置を奪うのは時間の問題で、この調子を維持すれば二桁得点も夢ではない。
1メートル84センチ・78キロと決して大柄とは言えないものの、当たり負けするシーンは少なく、スピードやテクニックも申し分ない。そのプレースタイルはアルプ自身が憧れを抱くハリー・ケインを彷彿とさせる。
ブンデスリーガでのプレーぶりに加え、5得点を挙げた10月のU-17W杯での活躍もあって、アルプはすでにメガクラブの注目の的だ。とくにチェルシーやバイエルンが熱心にその動向を追っているという。
ハンブルクは19年夏で切れる契約の延長を目指しているものの、このビッグタレントを手元にとどめておくのは至難の業かもしれない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
ブンデスリーガ7節のブレーメン戦でトップデビューを飾り、10節のヘルタ・ベルリン戦でハンブルク史上最年少ゴール(17歳9か月22日)を挙げたアルプは、続く11節のシュツットガルト戦で初めて先発に名を連ねる。その晴れの舞台で、特大のインパクトを放つ。
前半から積極的にシュートを放ってチームに活力を与えると、2-1で迎えた69分に大仕事をやってのける。ペナルティーエリア手前で縦パスを受けると、DF2人を華麗なステップでかわし、右足で狙い澄ました一撃を突き刺したのだ。この得点でシュツットガルトの反撃の気勢を削いだハンブルクは、そのまま逃げ切りに成功した。
ドイツ・メディアは2試合連続ゴールをマークしたアルプを高く評価。専門誌『キッカー』は先制点を挙げたアーロン・ハントと並んでチームトップの2点(1が最高、6が最低)をつけた。
深刻な決定力不足に悩まされていたハンブルクにとって、アルプはまさしく救世主と言える存在だ。クオリティー不足を露呈していたボビー・ウッドからCFの定位置を奪うのは時間の問題で、この調子を維持すれば二桁得点も夢ではない。
1メートル84センチ・78キロと決して大柄とは言えないものの、当たり負けするシーンは少なく、スピードやテクニックも申し分ない。そのプレースタイルはアルプ自身が憧れを抱くハリー・ケインを彷彿とさせる。
ブンデスリーガでのプレーぶりに加え、5得点を挙げた10月のU-17W杯での活躍もあって、アルプはすでにメガクラブの注目の的だ。とくにチェルシーやバイエルンが熱心にその動向を追っているという。
ハンブルクは19年夏で切れる契約の延長を目指しているものの、このビッグタレントを手元にとどめておくのは至難の業かもしれない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部