「観ただろ? とても19歳とは思えないクオリティーだ」
先週末のブンデスリーガ11節で、ボルシア・ドルトムントは宿敵バイエルン・ミュンヘンの後塵を拝し、1-3で敗れ去った。ここに来てチームは負のスパイラルに陥っており、ペテル・ボシュ監督の周辺がかなり騒がしくなっている。
そんななか、チームに明るい話題を提供しているのが、19歳のアメリカ代表アタッカーだ。バイエルン戦でも積極果敢に左サイドでドリブルを仕掛け、明らかな違いとなったクリスティアン・プリシッチ。ドイツのサッカー専門誌『Kicker』は、「両チームを通じてもっとも光り輝いていたのがこのワンダーキッドだ。その勇猛な仕掛けでバイエルン守備陣を終始困らせた」と評している。
ゲームをライブ中継した『Sky』で解説を務めた闘将ローター・マテウス氏は、プリシッチのハイパフォーマンスにすっかり感銘を受けたようで、興奮気味にこうコメントした。
「もしバイエルンがアリエン・ロッベンとフランク・リベリの後釜を探すなら、プリシッチこそが相応しい。観ただろ? とても19歳とは思えないクオリティーだ。あの自信に満ち溢れたプレー、図抜けたスピードともに素晴らしい。どこまで伸びるか分からない逸材だよ」
ロッベンは33歳、リベリは34歳となった。
当然、バイエルンが触手を伸ばしていないはずがない。実際に昨シーズンの終盤には関心が伝えられ、プリシッチの父親がその可能性を否定し、選手本人も「まるで興味がない」と語るに至った。しかしながら、バイエルンのカール=ハインツ・ルムメニゲCEOがあまり乗り気ではない様子。かつてマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキ、マッツ・フンメルスを引き抜いたドルトムントに対し、やや消極的なスタンスを取っているという。
プリシッチとドルトムントの現行契約は2020年6月まで。その違約金は8000万ユーロ(約102億円)を下らないとも言われる。
なおドルトムントは、そのプリシッチが国際Aマッチウイークもチームにとどまると発表した。アメリカ・サッカー協会から11月14日のポルトガル戦への招集を受けていたが、辞退したようで、その理由は明らかにされていない。アメリカ代表はワールドカップ予選ですでに敗退している。ちなみにその対戦相手のポルトガル代表では、クリスチアーノ・ロナウドやナニなど何名かの主軸が招集外となった。
そんななか、チームに明るい話題を提供しているのが、19歳のアメリカ代表アタッカーだ。バイエルン戦でも積極果敢に左サイドでドリブルを仕掛け、明らかな違いとなったクリスティアン・プリシッチ。ドイツのサッカー専門誌『Kicker』は、「両チームを通じてもっとも光り輝いていたのがこのワンダーキッドだ。その勇猛な仕掛けでバイエルン守備陣を終始困らせた」と評している。
ゲームをライブ中継した『Sky』で解説を務めた闘将ローター・マテウス氏は、プリシッチのハイパフォーマンスにすっかり感銘を受けたようで、興奮気味にこうコメントした。
「もしバイエルンがアリエン・ロッベンとフランク・リベリの後釜を探すなら、プリシッチこそが相応しい。観ただろ? とても19歳とは思えないクオリティーだ。あの自信に満ち溢れたプレー、図抜けたスピードともに素晴らしい。どこまで伸びるか分からない逸材だよ」
ロッベンは33歳、リベリは34歳となった。
当然、バイエルンが触手を伸ばしていないはずがない。実際に昨シーズンの終盤には関心が伝えられ、プリシッチの父親がその可能性を否定し、選手本人も「まるで興味がない」と語るに至った。しかしながら、バイエルンのカール=ハインツ・ルムメニゲCEOがあまり乗り気ではない様子。かつてマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキ、マッツ・フンメルスを引き抜いたドルトムントに対し、やや消極的なスタンスを取っているという。
プリシッチとドルトムントの現行契約は2020年6月まで。その違約金は8000万ユーロ(約102億円)を下らないとも言われる。
なおドルトムントは、そのプリシッチが国際Aマッチウイークもチームにとどまると発表した。アメリカ・サッカー協会から11月14日のポルトガル戦への招集を受けていたが、辞退したようで、その理由は明らかにされていない。アメリカ代表はワールドカップ予選ですでに敗退している。ちなみにその対戦相手のポルトガル代表では、クリスチアーノ・ロナウドやナニなど何名かの主軸が招集外となった。