苦悶の表情…「股間を痛打」でアルゼンチン人DFが10針を縫う

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サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月31日

味方と交錯した際に…。

股間を痛めて苦悶の表情を浮かべるビットロ。

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 スペイン2部のアルバセテに所属するアルゼンチン人DFのマリアーノ・ビットロが見舞われた災難が大きな話題をさらっている。その想像を絶する痛みに現地メディアも思わず、唾を飲んだ。
 
 問題のシーンが起きたのは、現地時間10月28日に行なわれたウエスカ(リーガ2部12節)との一戦だ。
 
 スコアレスで迎えた82分、果敢に敵陣へと攻め上がっていたビットロは、クロスボールをペナルティーボックス内で競りにいった際に味方のロマン・ゾズリャと衝突。その時にウクライナ代表FWのかかとが、股間をクリーンヒットしてしまったのだ。
 
 あまりの痛みにうずくまったビットロは、悶えながらも自らの股間を何度も確認。その後、激痛に耐えながら自身の足でピッチの外へと出ると、険しい表情を浮かべて担架を要請し、83分に交代を余儀なくされた。
 
 27歳のアルゼンチン人DFの状態についてチームドクターのエドアルド・ロドリゲスは、試合後にスペイン紙『Marca』の取材に対して、「1週間のうちに復帰できる。次の試合を欠場することはない」と語りながらも、スパイクを受けた陰茎の裂傷を止めるために10針も縫ったことを明かした。
 
 このスペインでの衝撃的な出来事を伝えた英国きっての大衆紙『ザ・サン』は、「不幸な出来事だ。アルバセテのアルゼンチン人DFは考えるだけでも恐ろしい負傷に見舞われた」と、苦痛に苛まれたビットロを気遣った。
 
 アルバセテの次戦は現地時間11月4日、敵地で行なわれるラージョ・バジェカーノ戦だ。ビットロはその試合で無事に復帰できるだろうか。
 
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