オフィシャル認可の最多優勝回数はやはり“白い巨人”
FIFA(国際サッカー連盟)は10月27日、U-17ワールドカップ開催中のインド・コルカタで理事会を開き、これまで公式大会の枠組みに入っていなかった「インターコンチネンタルカップ」を、ついに「クラブ世界一決定戦」として認定した。
インターコンチネンタルカップは1960年に産声を上げた。欧州のチャンピオンズカップ(現チャンピオンズ・リーグ)が56年にスタートし、遅れること4年、南米のコパ・リベルタドーレスが誕生。それを機に、クラブ王者がホーム&アウェーで戦い、世界一の座を決める大会も始まったのだ。栄えある初代チャンピオンは、ペニャロールを下したレアル・マドリーである。
だが、回数を重ねるにつれて双方のファンがヒートアップし、安全・治安面に大きな不安を抱えるようになった。そこで第3国での一発勝負による開催が提案され、スポンサーにトヨタ自動車が手を上げる。新たに生まれ変わったのが「トヨタ/ヨーロッパ・サウスアメリカカップ」、いわゆる「トヨタカップ」。この名称にピンと来た方は多いだろう。
1980年のナシオナルvsノッティンガム・フォレスト戦で幕を開け、2004年のポルトvsオンセ・カルダス戦まで、じつに24年間の長きに渡って日本のサッカーファンを楽しませてくれた。翌年以降はFIFAが主催するクラブワールドカップに拡大・発展し、現在に至る。
今回FIFAがトヨタカップにお墨付きを与えたことで、これまで非公式だった通算優勝回数も更新された。最多5回の優勝クラブはレアル・マドリーで、ACミランが4回で続く。そして3回制覇はバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、インデペンディエンテ、ボカ・ジュニオルス、サンパウロなどいずれ劣らぬ名門クラブが名を連ねている。
ちなみに大陸別では、欧州勢が30回、南米勢が26回の優勝を飾っている。
インターコンチネンタルカップは1960年に産声を上げた。欧州のチャンピオンズカップ(現チャンピオンズ・リーグ)が56年にスタートし、遅れること4年、南米のコパ・リベルタドーレスが誕生。それを機に、クラブ王者がホーム&アウェーで戦い、世界一の座を決める大会も始まったのだ。栄えある初代チャンピオンは、ペニャロールを下したレアル・マドリーである。
だが、回数を重ねるにつれて双方のファンがヒートアップし、安全・治安面に大きな不安を抱えるようになった。そこで第3国での一発勝負による開催が提案され、スポンサーにトヨタ自動車が手を上げる。新たに生まれ変わったのが「トヨタ/ヨーロッパ・サウスアメリカカップ」、いわゆる「トヨタカップ」。この名称にピンと来た方は多いだろう。
1980年のナシオナルvsノッティンガム・フォレスト戦で幕を開け、2004年のポルトvsオンセ・カルダス戦まで、じつに24年間の長きに渡って日本のサッカーファンを楽しませてくれた。翌年以降はFIFAが主催するクラブワールドカップに拡大・発展し、現在に至る。
今回FIFAがトヨタカップにお墨付きを与えたことで、これまで非公式だった通算優勝回数も更新された。最多5回の優勝クラブはレアル・マドリーで、ACミランが4回で続く。そして3回制覇はバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、インデペンディエンテ、ボカ・ジュニオルス、サンパウロなどいずれ劣らぬ名門クラブが名を連ねている。
ちなみに大陸別では、欧州勢が30回、南米勢が26回の優勝を飾っている。