パリSGのファンはスタジアム入場を禁じられたが…。
試合前の段階でサポーターの熱気は最高潮に達していたようだ。現地時間10月22日のリーグ・アン10節で、マルセイユ対パリSGの通称ル・クラスィク(エル・クラシコの意)と呼ばれるフランス版ナショナルダービーが開催され、2-2のドローに終わった。
フランス随一の熱狂度を誇るダービーとあり過去にもファン同士のいざこざが絶えなかったため、この日の会場となったマルセイユの本拠地ヴェロドロームは超厳戒態勢。パリSGのサポーターはスタジアム内とその周辺への立ち入りが、当日朝から翌日朝まで禁止されるほどだった。
しかし、『レキップ』紙によると、試合前にマルセイユ・サポーターと警官隊が衝突していたという。21時のキックオフを前に、ヴェロドローム周辺は16時頃から緊迫。暴徒化したサポーターが火炎瓶や石、発煙筒、ガラスなどを投げはじめ、警官隊は催涙ガスや水の大砲でこれに応戦した。
治安部隊はヴェロドロームに続く道の一部を封鎖するなど対策を講じたが、結果的に10名が逮捕され、4名の軽傷者も出てしまったという。レキップ紙は「昨年2月の試合よりさらに緊迫していた」と綴っている。
日本代表DFの酒井宏樹がフル出場した試合中も一部のマルセイユ・サポーターが暴徒化し、パリSGのネイマールがCKを蹴る際にはあらゆる物を投げつけながら、容赦ない暴言を浴びせた。ブラジルの至宝は警備員の盾に守られながらボールを蹴るほどだった。
来年2月25日に予定されているパリSGホームの試合も、超厳戒態勢が必要になりそうだ。
フランス随一の熱狂度を誇るダービーとあり過去にもファン同士のいざこざが絶えなかったため、この日の会場となったマルセイユの本拠地ヴェロドロームは超厳戒態勢。パリSGのサポーターはスタジアム内とその周辺への立ち入りが、当日朝から翌日朝まで禁止されるほどだった。
しかし、『レキップ』紙によると、試合前にマルセイユ・サポーターと警官隊が衝突していたという。21時のキックオフを前に、ヴェロドローム周辺は16時頃から緊迫。暴徒化したサポーターが火炎瓶や石、発煙筒、ガラスなどを投げはじめ、警官隊は催涙ガスや水の大砲でこれに応戦した。
治安部隊はヴェロドロームに続く道の一部を封鎖するなど対策を講じたが、結果的に10名が逮捕され、4名の軽傷者も出てしまったという。レキップ紙は「昨年2月の試合よりさらに緊迫していた」と綴っている。
日本代表DFの酒井宏樹がフル出場した試合中も一部のマルセイユ・サポーターが暴徒化し、パリSGのネイマールがCKを蹴る際にはあらゆる物を投げつけながら、容赦ない暴言を浴びせた。ブラジルの至宝は警備員の盾に守られながらボールを蹴るほどだった。
来年2月25日に予定されているパリSGホームの試合も、超厳戒態勢が必要になりそうだ。