ボヌッチがミラン移籍間近! なぜ王者ユーベからあえて「格下」へ?

カテゴリ:移籍情報

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年07月14日

アッレグリ監督との確執が実は尾を引いて…。

ミラン移籍が騒がれているボヌッチ。原因は指揮官との……。(C)Getty Images

画像を見る

 まさかの展開だ。ユベントスに所属するイタリア代表DFのレオナルド・ボヌッチの、ミラン移籍が間近に迫っているという。現地時間7月13日、『スカイ・イタリア』、『プレミアム・スポーツ』、『ミラン・ニュース』などイタリアの各メディアが一斉に伝えている。
 
 12日にプレミアム・スポーツがボヌッチのミラン移籍の可能性を伝えた当初、「信じがたい」、「さすがにガセ」という声は少なくなかった。セリエAを6連覇中のユーベを離れ、4シーズン連続でチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権すら逃しているミラン(新シーズンはヨーロッパリーグに予選から出場)へ行くとなれば、イタリア代表CBとしては明らかなステップダウンだ。
 
 しかし、代理人のアルフレッド・ルッチがその直後、「我々は移籍に向けて動いている」と衝撃のコメントを口走る。各メディアの報道によると、アンドレア・ベルトラッチとファン・ギジェルモ・クアドラードに関する話し合いをしている最中、ルッチ代理人からミランに売り込みがあり、話が一気に具体化したという。
 
 ボヌッチが移籍を望んだ最大の理由は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執。両者は今年2月のパレルモ戦で激しく口論し、続くCLポルト戦でボヌッチは“規律上の理由”でスタンド行きを命じられる。その後、表向きは2人とも和解を強調していたが、実はこれが追い引いていたのだ。
 
 いまや誰もが認めるセリエA最高のCBだけに退団希望となれば、昨夏も獲得に動いたマンチェスター勢やチェルシーが再び引き抜きにいきそうだが、ボヌッチは家族の意向でイタリア残留を希望。これを聞きつけた古巣インテルも間髪入れずにオファーを出したというが、すでにミランと年俸600万ユーロ(約7億6800万円)で個人合意したという。
 
 去る者は追わず主義のユーベは、これを受けて移籍を容認。売るならばより高額な移籍金が取れるプレミアリーグを望んでいたが、ボヌッチがロッソネーロ行きを強く望むため、ミランとのクラブ間交渉をスタートさせたという。
【関連記事】
ミランが凄い! ボヌッチ&ビグリアのダブル獲得で合意!
「ドンナルンマ騒動」の各々の思惑と誤算…“ライオラ切り”はなぜ不可能か?
「ミランの新10番」が決定! 本田圭佑から継承したのは?
小野伸二が語る"クボ・タケフサ"の才能。「当時の僕と比べたら…」
メッシ、ネイマールらとポドルスキが再会! バルサ&楽天パーティーに浦和選手やタレントも出席
何と9人目の子供が誕生! サッカー界の「ビッグダディ」とは!?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月1日号
    12月18日(木)発売
    [特集]
    2026北中米ワールドカップ
    選手名鑑&出場国ガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ