ジェラード、シャビ、ラーム…一時代を築いたレジェンドたちの「後継者候補」は?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年05月10日

レバークーゼンで急成長を遂げドイツ代表で初キャップ。

今シーズン限りで現役を退くラーム(左)の後継者と目されている俊英が、レバークーゼンのヘンリッヒス(右)。偉大なキャプテンの後釜候補として、バイエルンが獲得を画策する。(C)Getty Images

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 昨年末に現役を退いたスティーブン・ジェラードや今年2月に今シーズン限りでスパイクを脱ぐと表明したフィリップ・ラームなど、一時代を築いた名手中の名手でさえも寄る年波には勝てず、すでに引退を決断、あるいはその時が近付いてきている。

 クラブシーンやナショナルチームで彼らの後を継ぎ、新たな伝説の担い手となるのは誰か――。ジェラードとラームを含め、第一線を退いた5人のレジェンドの「後継者候補」とも呼べる俊英をピックアップした。

 ダイナミックな攻め上がりと豪快なシュートでファンを沸かせたジェラードと同等のスケール感を持つのが、トッテナムのデル・アリ(21歳)だ。今シーズンはMFではプレミアリーグ最多の17ゴールを叩き出すなど、得点力が開花。フィジカルとテクニックの両面に優れ、躍動感溢れるプレーを売りとするロス・バークリー(エバートン/23歳)とともに、イングランド代表の中盤を支えていく存在と言える。

 レバークーゼンでレギュラー格に成長し、昨年11月にドイツ代表で初キャップを刻んだベンヤミン・ヘンリッヒス(20歳)は、特大のポテンシャルを秘める逸材だ。MF出身らしく繋ぎのパスや周囲と連携した崩しに定評があり、左右両サイドで機能するのも魅力。バイエルンは引退するラームの後釜候補として、特長が類似するこの20歳のサイドバックをリストアップしている。

 抜群のキープ力と正確無比の長短のパスでゲームを操ったアンドレア・ピルロ(ニューヨーク・シティ)に代わり、司令塔として次代のアッズーリを牽引するであろうMFが、パリSGの中盤を支えるマルコ・ヴェッラッティ(24歳)。実際、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ体制下のイタリア代表では、戦術上の要として地位を確立しつつある。それに続きそうな人材がマヌエル・ロカテッリ(19歳)。10代ながら中盤の底でミランの今シーズンの前半戦の快進撃を支えた才能は本物だ。

 バルセロナの中盤を長きに渡って支えた稀代のパサー、シャビ(アル・サード)。その領域に最も近付きそうなのが、チアゴ・アルカンタラとコケだろう。それぞれバイエルンとアトレティコ・マドリーで非凡なパスセンスとインテリジェンスを駆使して攻撃をリード。スペイン代表でも着実に足場を固めつつある。それぞれ26歳、25歳と、20代半ばに突入してもなお進化を続けており、さらなる高みを視界に捉えている。

 圧倒的なフィジカル能力とパワー、スピードを兼備し、独力でゴールをこじ開ける――。文字通り規格外だったディディエ・ドログバを彷彿とさせるのが、ロメル・ルカク(エバートン/23歳)とムサ・デンベレ(セルティック/20歳)だ。前者がプレミアの得点ランクでトップを走り、後者は公式戦32ゴールと今シーズンに大ブレイク。いずれもコートジボワールの英雄が伝説を築いたチェルシーから熱視線を注がれている。

※ワールドサッカーダイジェスト2017.05.18号より加筆・修正

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