「14人相手に10人でプレーできるもんか」ミュラーに捧げる伝説的レフェリーの金言

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2017年05月05日

主審と副審も敵だったと不満をぶちまけて…。

かつてコッリーナ氏(右)が語っていた通り、審判にも選手にもミスはある。ミュラー(左)が咎めるべきは、レフェリーよりもノーミスとは言い難かった自分たちのプレーのほうか。(C)Getty Images

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≪注目コメント≫
「14人相手に10人でプレーできるもんか」
発言者
トーマス・ミュラー
(バイエルン/ドイツ代表)

 アルトゥーロ・ビダルが退場となった微妙な判定、オフサイドの見逃しによる失点など、チャンピオンズ・リーグ準々決勝・第2レグでバイエルンはジャッジに泣かされた。一方で、疑惑のPKを得る幸運に恵まれもしたが、敗戦を受け入れらない様子のアタッカーにそんな事実は関係なし? 主審と副審も敵だったと不満をぶちまけた。


≪ミュラーに捧げる“金言”≫
「選手だけがミスを許されるわけではない」
発言者
ピエルルイジ・コッリーナ
(元国際審判員/イタリア)

 1990~2000年代のサッカー界を彩った伝説のレフェリーは、かつて「われわれも選手もミスは犯すもの」と主張。その過ちが許されないようなら、「競技自体を変えなければならない」との見解を示していた。ミュラーが咎めるべきは、決してノーミスではなかった自分たちのパフォーマンスか。


文:遠藤孝輔

※ワールドサッカーダイジェスト2017.05.18号より加筆・修正
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