メキシコのレジェンドにして現市長のブランコが政敵の殺人に関与?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年05月01日

約115万円で殺し屋を雇ったとの証言が!

議会に無断で休暇を取り、シカゴで大リーグ観戦する姿をすっぱ抜かれるなど火種が次々に…。 (C) Getty Images

画像を見る

 ワールドカップに3度出場した点取り屋で、母国メキシコで英雄と崇められている、クアウテモク・ブランコに耳を疑うようなスキャンダルが浮上している。
 
 15年6月にメキシコのモレロス州の州都クエルナバカの市長選に出馬し、見事当選したブランコ。これまで選挙違反や寄付金の不正受給など様々な疑惑をかけられてきたが、今回の一件により政治家生命の危機に立たされている。
 
 4月6日に起きた、実業家フアン・マヌエル・ガルシア・ベジャラノ氏の殺人事件への関与が疑われているのだ。

 実行犯と見られる男が、「ブランコ市長に20万ペソ(約115万円)を渡されて殺害を頼まれた」と明かせば、「この殺し屋が犯人で、ブランコが雇ったのは間違いない」とモレロス州のグレコ・ラミレス知事も語るなど、“クロ”だという証言が続いている。
 
 実はラミレス知事とブランコは敵対関係にあり、これまでに何度も衝突を繰り返していた。ラミレス知事が何かしらの陰謀を企て、ブランコがその罠に嵌ったのではないか、という見方もある。
 
 ブランコは容疑を完全否定し、「自分と家族の生命の危機を感じている」と不安を口にしているが、今後も政治活動は続けていくようだ。そのためにはまず、身の潔白を証明する必要があるだろう。

文・ワールドサッカーダイジェスト編集部
【関連記事】
愛人を殺害したブラジル人GK、2部クラブと契約も刑務所へ再収監
北朝鮮の金正恩氏はセリエA好き? 伊上院議員が「何でも知っている」と明かす
「血尿を出しながらプレーしていた」アトレティコMFが衝撃的な過去を明かす
賭博&ポルノに関与のパウリーニョ、中国サッカー協会からもお叱りを受ける
「不倫中毒」のギグス、巨額の慰謝料を請求されて…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ