チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝・第2レグのバイエルン戦で、ハットトリックを達成してチームをベスト4入りに導いたクリスチアーノ・ロナウド。2ゴールを挙げた第1レグに続いて、最高殊勲者となった。
この3つのゴールにより、CLでの通算ゴールが100に達したC・ロナウド。3点のうちのふたつがオフサイドだったのではないかと指摘されているが、前人未到の大台に達したことは揺るぎない事実として、歴史に刻まれることとなった。
試合後、自身のゴール、チームの勝利を喜んだ殊勲者は、タイトル防衛についても触れ、またスタジアムの観客に対してある注文を付けたのだった。(『MARCA』より)
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バイエルンがいつでもどこでもゴールを奪える、我々にとって非常に危険な存在であることは重々承知していた。彼らを抑えるには、非常に良いプレーを見せなければならないことも。
前半、幾つかの得点チャンスを作ったが活かせず、後半は相手に2ゴールを許してしまった。しかし、このような状況には慣れていたので、うまく対処できた。勝ててとても幸せだ。
バイエルンは偉大なチームであることを見せ付けたが、マドリーは彼らを上回るプレーを見せた。バイエルンのようなチーム相手に6ゴール(2戦合計)を奪うのは簡単じゃない。我々は良い試合をして、勝ち抜くのに相応しいチームだということを証明した。
すでに気持ちは準決勝に切り替えている。
(ハットトリックについては?)とてもポジティブなことだ。チームがとても良かったから、自分が3つのゴールを決めることができた。とても嬉しい。
(マドリーにとって12度目の欧州制覇に一歩近づいたが?)そこまで考えるのはまだ早すぎるが、それが実現してくれることを願っている。
(サンチャゴ・ベルナベウに詰めかけるファンについて)彼らに僕が望むのは、(非難の)口笛じゃない。僕はどの試合でも常にベストを尽くしている。時には点が取れないこともあるが、マドリーのために自分の仕事を果たそうとしていることを理解してほしい。