【鳥栖】1‐3の劣勢から追いついても不満足。原川が「下手くそ」と嘆いたものとは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年04月02日

「リードしている時にあまりボールを受けたがらない」

自身の出来には満足していなかった原川。写真:サッカーダイジェスト

画像を見る

【J1リーグ5節】FC東京 3-3 鳥栖/4月1日/味スタ

 劇的な展開で追いついたものの、原川に達成感はない。どちらかと言えば、「気持ちよくプレーできなかった」。
 
「多少支配されるかなとイメージしていましたが、それ以上にボールを保持できる時間が少なくても、あまり気持ちよくプレーできなかった。まあ、うちの前線は高さがあるので、失点しても相手に怖さを与え続けられる。攻撃はシンプルにできるところもあるし、そういう鳥栖の特長が出た(最後の)2ゴールだと思う。
 
ただ、失点しないのがこのチームの持ち味なので、ゼロで抑えながら隙を見つけて、2点目、3点目を取るのが理想。その意味で、守備に関してはもっとやるべきことが多いと思います」
 
 先制しながら追いつかれ、さらにチームのミスで2失点。一時は1-3となったのだから、反省点はあるだろう。原川が着目したのは、1-1に追いつかれた後の試合運びだ。
 
「勝っている時の試合運びが下手くそ。柏との開幕戦、広島戦でもそれを感じました。ベタ引きしちゃうというか、ボールを持ちながら試合をコントロールできるようにならないと。相手が嫌がる、もっと引き出しが多いチームにならないと」
 
 だから、自身の出来にもダメ出しをする。昨季までプレーしたボランチと比較すると、鳥栖で任されている4-3-1-2のインサイドハーフで「手応えはほぼなかった」。
 
「(FC東京戦では)ボールを触れてないし……。4-4-2にシステムが変わってから多少ボールに絡めるようになりましたが、試合を見直さないとなんとも。ボールを触ってなんぼのタイプなので。鳥栖の場合、中盤の3枚で4枚分の仕事をしないといけないから運動量を求められるし、ボランチよりスプリントの回数が多い。もっとも、中盤として根本的にやる仕事は変わらないので、これから自分の特長を出せるようにしたい」
 
 その特長を出す意味でも、チームの引き出しを増やしたい。
 
「リードしている時にあまりボールを受けたがらない。もっとみんながボールを受けたほうがいい。ロングボールを蹴ってしまう印象があるので、そういうところでひとつつなげるようなれば展開は変わる。そこを改善できれば2点目、3点目が取れる」
 
 フィッカデンティ政権下のFC東京もカウンター一辺倒になる傾向があった。ボールを持ってなんぼの原川が中盤でタメを作れるようになれば、鳥栖はまた違ったカラーを打ち出せるチームになれるかもしれない。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

【PHOTO】FC東京×鳥栖の美女サポーターたち♡

【FC東京 3-3 鳥栖 PHOTO】試合終了間際の趙のゴールで鳥栖が追いつきドロー
【関連記事】
FC東京サポーターの前で号泣…。権田が“その心情”を激白
「まだ50%」でも2得点に絡んだ“鳥栖の黒豹”イバルボ。指揮官や同僚の印象は?
【大久保嘉人の証言】ボランチとの連係について「頭が回ってない」
【FC東京】「ラグビーかな…」。大久保が機能不全のチームに強烈なダメ出し
【鳥栖】連続ミスで“号泣”の権田を指揮官が擁護「試合前よりも信頼が増したくらいだ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いよいよ五輪開幕!
    7月10日発売
    パリ五輪特集
    U-23&なでしこ
    日本代表 選手名鑑
    男女出場28か国ガイド付き
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 完全保存版
    7月18日発売
    欧州王者はスペイン!
    EURO2024
    大会総括
    出場24か国の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ