【セルジオ越後】“キング”たる所以を証明し続けるカズ。その称号を受け継ぐ若手が見当たらないのは寂しいね

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年03月07日

カズは“日本サッカー界のバロメーター”と言える

開幕戦の松本戦に先発し、続く長崎戦でもスタメン出場したカズ。50歳になってもピッチで戦い続けている。(C) SOCCER DIGEST

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 J2の開幕戦で、大きな話題を呼んだのは、当日に50歳の誕生日を迎えた横浜FCのカズだったね。松本山雅との一戦に先発し、さらに2節のV・ファーレン長崎戦でもスタメン出場して注目された。
 
 どんな時も努力を怠らないで、ストイックに自らを高めてきた彼だからこそ、50歳という大台に乗ってもプレーを続けられる。改めて“キング”の偉大さを感じたよ。
 
 横浜FCに移籍してからのカズは、フットサルの日本代表に選出されるなど多くの話題を提供した。ただ、思い返せば1998年のフランス・ワールドカップのメンバーから落選し、そこから数年は不遇の日々を過ごした。ヴェルディから0円提示を受けた後は、クロアチアで結果を残せず。そしてサンガ(99~2000年に在籍)でも戦力外通告された。
 
 この頃はなかなかメディアに登場しない“消えた時期”であったわけだが、一方で、当時はヒデ(中田英寿)や(中村)俊輔、小野(伸二)らがヨーロッパで活躍するなど、日本サッカー界にとっては華の時代だった。良い意味での世代交代が行なわれていた。
 
 でも、現在は時代が逆戻りしている気がする。正直、今のサッカー界にカズと同じくらい注目を集められる選手はいないよ。海外組の多くはベンチ生活が続くし、国内にはひとりでインパクトを残せるような人材は見当たらない。だからメディアはこぞってカズに飛びつくわけだ。
 
 例えるならカズは“日本サッカー界のバロメーター”と言えるんだ。多くのタレントが集まり、サッカー界が元気な時は、彼にまつわる記事は少なくなるけど、今のように暗い話題が先行すると、取り上げられるケースが増えていく。つまり、彼の露出度で、サッカー界の盛衰が分かるんだ。

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